Guidable株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田邉政喜)は、在留外国人を対象に「新型コロナウイルス感染症COVID-19)に関する意識調査」を2020年3月26日に実施、調査結果を公開しました。調査の結果、日本に在留する外国人の66%が「母国に帰るよりも日本に残りたい」と考えているほか、大規模スポーツイベントの延期について41%が「仕方ない」と考えていることが明らかになりました。
この調査は、日本に在留する190カ国・2万5000人におよぶ外国人の意見を収集できる独自のアンケートモニター「Guidable Research」(http://research.guidable.co/)で実施。35カ国、103名の在留外国人から回答を得ました。

調査では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に関して「大規模スポーツイベントの延期についてどう思いますか?」「新型コロナウイルス感染症に関して、もっとも憂慮する事案は何ですか?」など6件の設問を用意しました。

初めに、「新型コロナウイルス感染症社会問題化したのち、母国に戻ろうと考えましたか?(Have you ever thought of going back home country after the corona virus?)」という設問に対しては、66%が「いいえ(No)」、21.4%が「はい(Yes)」、12.6%が「たぶん(Maybe)」と回答しました。


自由記述による意見では、帰国しないと回答した人は「アメリカは日本より状況が悪い(America is worse than Japan)」(国籍:アメリカ)や「すべての国に新型コロナウイルスはまん延している(The virus is in all countries)」(国籍:アルゼンチン)、「故郷は病気の時に居たい国ではない(Because Australia is not where I want to be if I'm sick)」(国籍:オーストラリア)などの現状を冷静に分析するコメントが並びました。

一方、帰国すると回答した人は「愛する人々に囲まれて母国に居たい(It is safer to be in your home country being surrounded by your loved ones)」(国籍:フィリピン)や「状況が悪化するようであれば、私は家族と過ごしたい(I would prefer to stay with my family if the situation gets worse)」(国籍:ウクライナ)と回答、家族や友人などが待つ母国に戻りたい感情がうかがえます。

たぶんと回答した人においては、「いつかアメリカに帰国したいが、新型コロナに関連した状況を見る限りでは、アメリカが『住みやすく』『働きやすい』環境にならないと…(i want to move back to america someday, but i'm hoping the realizations from corona make america a better place to live and work)」(国籍:アメリカ)という、新型コロナ問題によって浮かび上がった母国の課題を嘆く声もみられました。

続いて、設問「大規模スポーツイベントの延期についてどう思いますか?(What do you think about the fact that BIG Sports Event is postponed?)」については、「仕方ない(No choice)」が41.7%、「悲しい(Feeling sad)」が25.2%、「嬉しい(Happy)」が22.3%、「特になし(No feeling)」が10.7%という結果となりました。

自由回答では、仕方ないと回答した人は、「申し訳ないが、安全を優先する方が大切。健康と安全は、現在における重要な権利です(Better to be safe than sorry. Health and safety is crucial right now)」(国籍:マレーシア)とコメントしました。また、悲しいと回答した人は「9月に日本を離れるので(i will leave Japan for good this September)」(国籍:インドネシア)、嬉しいと回答した人は、「スポーツゲームよりも健康や生きることが重要(Because health and lives are more important than games)」(国籍:パキスタン)とコメントしています。

Guidableは、多様性ある社会の一助となるべく、今後もさまざまなサービスを展開してまいります。

■ Guidable株式会社について
Guidableは、理念として掲げる「外国人と日本人の境界線をなくす」のもと、「Guidable Japan」「Guidable Crew」「Guidable Jobs」「Guidable Research」「Guidable Buzz」を提供するプラットフォームです。

【Guidable Japan】
日本で暮らす、暮らしたい外国人向け日本文化の紹介メディア
http://guidable.co/

外国人が日本で生活する際に必要な情報を記事にまとめて提供するメディアです。掲載記事は1,000記事以上、対応言語は13カ国語に及びます。カテゴリーは「MOVE TO JAPAN」「SHOPPING / SERVICE」「WORK」「EDUCATION」「HEALTH」「ENTERTAINMENT」「CULTURE」「FOOD」の8つから成り、さまざまな国・地域出身の方に、日本をより深く理解し、親しんでもらうことを目的としています。

【Guidable Crew
1時間単位から外国人に仕事を依頼できるクラウドソーシングサービス
http://crew.guidable.co/

空き時間に就労可能なスポット業務を紹介するサービスです。日本企業は、通訳/翻訳などの外国語業務のみならず、外国人にこそお願いしたいモニターツアーへの参加やインタビュー、アンケート調査などのマーケティング業務を依頼できます。これにより、訪日外国人向けビジネスや、商品/サービスの海外展開など、外国人を対象としたプロダクトマーケティングの検討・検証が可能です。

【Guidable Jobs】
日本で働きたい外国人向け求人サービス
https://jobs.guidable.co/

深刻な人材不足に悩む日本企業にとって、外国人という採用の新しい選択肢を提案します。人事担当者向けに、自動VISAマッチング機能や、管理画面上で英語の履歴書を日本語に変換する自動翻訳機能など、外国人を採用する際にハードルとされてきた問題を解決する機能を備えています。

【Guidable Research】
190カ国におよぶ在留外国人の意見を収集できるアンケートモニター
http://research.guidable.co/lp/

2019年1月に提供を開始した「Guidable Research」は、製品・サービスの立案・修正などに必要な外国人の意見を収集できるアンケートモニターです。本サービスは190カ国の在留外国人の調査パネルを独自に用意しています。

【Guidable Buzz】
在留外国人を活用したインフルエンサーマーケティングサービス
http://buzz.guidable.co/

「Guidable Buzz」は、外国人向け自社商品・サービスの展開・拡販を検討中の事業者向けインフルエンサーマーケティングサービスです。目的に応じて、国籍や年齢、日本におけるステータス、フォロワーの属性などを絞ってインフルエンサーを活用できます。

【本件に関する問い合わせ先】
Guidable 広報担当
Tel:03-6886-4008 E-mail:pr@guidable.co.jp

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