日本代表MF本田圭佑CSKAモスクワ)のACミランへの移籍交渉が進展する可能性が出てきた。本田の代理人らが18日にもACミランと交渉すると、16日付のイタリア各紙が伝えている。

  CSKAと本田の契約は今年12月で満了となるため、来年1月以降の移籍であれば移籍金は発生しない。そこでACミラン側は来年1月の移籍を希望しているが、CSKA側は移籍金を400万ユーロ(約5億2000万円)から引き下げる姿勢を示しているという。移籍金が下がってミラン側が譲歩すれば、今夏の移籍が一気に実現する可能性が出てくるのだ。

  本田はロシア紙のインタビューでミランとの交渉が進展していることを認め、「ビッグクラブで自分の力を試せればと思う。すごく良いクラブ(ACミラン)が自分の仕事に関心を持ってくれている。こうしたクラブに必要とされていることを誇りに思う」と語っている。移籍は今夏か来年1月か。今回の交渉で結論が出るかもしれない。(編集担当:柴田亮)