歌手の和田アキ子が3月28日、ラジオ番組「ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回」（ニッポン放送）に出演し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自身の誕生会を延期したことを報告した。

　4月10日が誕生日の和田は、毎年誕生パーティーを行っており、多くの芸能人や関係者が参加することで知られている。幹事を務めているお笑いタレントの出川哲朗と、今年の誕生会について打ち合わせした和田は「大きいのもアレだし、少人数でやろう」と、考えていたという。

　しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、様々なところが自粛を求められている最中であることから、和田は「このご時世、何も悪いことはしてないんだけど…。何を言われるか分からないのが怖い。みんなボロクソに言われる」と、自身や参加者が叩かれる事態になることを懸念。そのため和田は「こぢんまりしても…そうだな出川、今回は延期ということに。いつか収まったら。延期って決めてね、そうでないと私は格好の餌食になる」と、延期を決めた経緯を説明し、もし開催したら「私だけならいいけど、駆けつけた人たちが何考えてんだって。『断り切れなかった仲間たち』みたいな。シャレにならない。寂しいなって涙出てきた」と、無念の思いを吐露した。

　誕生日会の延期は“英断”と思えるが、ネットには「叩かれるのが嫌だからやめたの」「参加者の感染が心配だからって、そういう風には言えないのかね？」「新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、今年の誕生会は見合わせます、なら好感持てるのに」「70にもなってそんなに自分の誕生会やりたいもんなの？」などと、批判的な声が拡大している。

「和田さんの誕生日には出川さん以外にも勝俣州和さんやカンニング竹山さんといった“アッコファミリー”の面々が大集結しますし、昨年の誕生会はAbemaTVで生中継されるなど話題性が高い。和田さんは今年で70歳という区切りですし、今年は特に楽しみにしていたことでしょう」（芸能ライター）

　いつになれば収束するのか、先行きがまったく見えてこない新型コロナウイルス騒動。和田が何の心配もなく“古希”を祝える日が来るのはいつになるだろうか。

（石見剣）

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