レアルドルトムントFWハーランドリバプールFWマネを優先か

 アーセナルガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンは、今夏の移籍市場で退団して他国のビッグクラブへの移籍を視野に入れていると報じられてきたが、英紙「デイリー・エクスプレス」は自身の希望するクラブにとっては獲得の優先度が低いと報じている。

 オーバメヤンは2018年1月にドルトムントからアーセナルに移籍。今季は新型コロナウイルスの影響で公式戦が中断される前までで、プレミアリーグ26試合出場17ゴール、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では6試合3ゴールと結果を残している。

 そのオーバメヤンの契約は2021年6月までとされ、今夏は契約の切れ目まで1年という最も移籍が成立しやすいタイミングになる。オーバメヤンはスペインの強豪レアル・マドリードへの移籍に17年夏に近づいたものの破談。今夏はその望みを叶えられる可能性があるとされてきた。

 しかし、レアルにとって6月で31歳になるオーバメヤンはあくまでも「サード・オプション」であると「デイリー・エクスプレス」は報じている。レアルドルトムントノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドと、リバプールセネガル代表FWサディオ・マネが獲得候補の2トップであるという。

 オーバメヤンに関しては、同じスペインバルセロナイタリアセリエAの強豪インテルも移籍先の候補に挙がっているが、移籍成立はインテルアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの動向がカギを握るとも伝えられている。

 アーセナルから退団する意向があるとも報じられたオーバメヤンだが、見せている得点力は確かなもの。今夏の動向が注目される。(Football ZONE web編集部)

アーセナルFWオーバメヤン【写真:Getty Images】