ナポリが、ニースに所属するU-21フランス代表DFマラン・サール(21)に関心を示しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

地元ニース出身であるサールは6歳の頃にクラブに入団し、2016年8月にプロデビュー。当時17歳でのリーグ・アンデビューは史上2番目の若さとなった。その後も順調にキャリアを進め、ここまで早くも公式戦119試合に出場。今季はリーグ戦19試合に出場しており、第25節のトゥールーズ戦では主将も任された。

ナポリはそんなサールをセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの後釜として注目しているようで、クリバリと同じセネガル国籍の両親を持つサールは、強度やスピード、対人の強さなど似た特徴を持っていると『コリエレ・デッロ・スポルト』は説明している。

なお、代表はこれまで年代別フランス代表に選ばれており、本人もフランスA代表でのプレーを希望している。

昨年のスイスのスポーツ研究国際センター(CIES)はの調査では、サールは20歳以下のプレーヤーにおいてその市場価値は34位と高く、2000万ユーロ(約23億8000万円)以上の価値があると言われている。昨夏にはボルシアMGが獲得を試みたようだが、上手くいかなかったようだ。

とはいえ、サールの契約は来年6月までとなっており、フランスメディアなどは今夏に移籍する可能性は高いと主張。ナポリの他にも、DFダヨ・ウパメカノの退団が濃厚なライプツィヒや、チェルシーアーセナルパリ・サンジェルマンなども目を光らせている模様だ。

昨年8月までニースの会長を務めていたガウティエ・ガネイェ氏は契約延長のオファーをしていたようだが、現在は果たして。

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