4人組バンド“ヒゲダン”ことOfficial髭男dismが、30日に生放送されたTBS『CDTVライブ!ライブ!』で特設セットから2曲をライブパフォーマンスした。ヒゲダンは3月から予定していたアリーナツアーが新型コロナウイルスの影響で延期となり、まだ初日を迎えていない。それに向けて準備を進めたサポートメンバー6人を加えて10人編成でツアーさながらの熱いライブステージを届けた。その後、ギター・コーラス担当の小笹大輔がTwitterでライブを振り返りつつ「もうしばらく #StayHome 心掛けて…」とウイルス対策を呼びかけて反響を呼んでいる。

今回の生放送に向けて作詞・作曲を担当するボーカルの藤原聡をはじめメンバーが選んだのは、「いつもライブで一番熱がこもる」ナンバー『宿命』とドラマ『恋はつづくよどこまでも』の主題歌『I LOVE…』の2曲だ。藤原は『I LOVE…』をメンバーやファンといった自分の人生の価値観を変えてくれた人へ「感謝と愛を伝えたい」との思いで作ったという。

藤原は本番で『I LOVE…』を歌い終えると「また皆さんとライブで、笑顔でお会いできる日を心より楽しみにしています」とコメントしてから『宿命』を熱唱した。

他のメンバーも思いは同じであり、小笹大輔が生放送後にTwitterで「みんなとライブで笑顔で再会できる日が早くきますように」と願い「もうしばらく #StayHome 心掛けて、元気でまた会おう!」と呼びかけたところ、大きな反響があった。

ライブパフォーマンスに感激したファンから「明るい話題が少ない世の中ですが、たくさん元気をいただきました!! 今は我慢の時。また会えることを本当に本当に楽しみにしてます」、「グッドミュージック届きました!! #StayHome 心がけて、今を乗り切りたいです」、「熱いライブをありがとうございます #StayHome でコロナ撲滅ですね」といった声が多数寄せられている。

東京都新型コロナウイルスの感染拡大を受けて23日に小池百合子知事が会見を行い、感染者が爆発的に増加する「オーバーシュート」が起きればロックダウン(都市の封鎖)の可能性があることを指摘したが、その後も都内での感染者は増えていることから30日の緊急会見では「カラオケ、ライブハウス」「バーやナイトクラブ」などに行くことを控えるよう自粛要請した。

新型コロナウイルスによる死者が1万1千人を超えて危機的な状況にあるイタリアから、セリエAUCサンプドリア所属のサッカー日本代表主将・吉田麻也選手が29日にSNSで「日本の皆さん、冗談抜きで家にいた方が良いです。感染拡大を食い止めるには一人一人の行いにかかっています」と警鐘を鳴らしており、その際に「#ステイホーム #stayhome #感染拡大防止」のタグを添えていた。

小笹大輔の他にも「サガン鳥栖公式」、「武蔵丘短期大学女子サッカー部 CIENCIA」などサッカー関係者や米大リーグツインズ前田健太投手、X JAPANのYOSHIKIといった著名人をはじめ多くの人々がSNSで「#stayhome」を拡散させている。

画像は『Official髭男dism 2020年3月30日付Instagram「【メディア情報】今夜19:00からCDTVライブ!ライブ!ツアーメンバー大集合で「I LOVE…」「宿命」2曲披露させて頂きます!」』『大輔 2019年12月27日付Instagram「あらゆるギター似合い散らかしてしまう。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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