リヴァプールが、レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの獲得を目指している模様だ。30日に、イギリス紙『デイリー・エクスプレス』が報じている。

 今回の報道によると、リヴァプールユルゲン・クロップ監督は、夏の移籍市場でレアルの“韋駄天”にアプローチをかけようと試みているという。クラブは昨年にもヴィニシウス獲得を目論んでいたが、契約には至らなかった。

 リヴァプールの攻撃陣はサディオ・マネモハメド・サラーロベルト・フィルミーノら豪華なアタッカーを揃えているが、特にマネやサラーは他クラブからの引き抜きの噂が絶えない。不測の事態に備え、クラブは指揮官が惚れ込んだヴィニシウスをチームに引き入れたい考えだ。

 過去には「レアルで成功することを夢見ている」と語っていたヴィニシウスだが、果たして“レッズリヴァプールの愛称)”の誘いに乗ることはあるのだろうか。

ヴィニシウス(左)を欲する、リヴァプールのクロップ監督(右) [写真]=Getty Images