GOAL』が企画する“NxGn2020”にレアル・マドリーのブラジル代表FWロドリゴ(19)が選ばれた。

「NxGn」とは「Next Generation」の略で、今年は2001年1月1日以降に生まれたヤング・プレイヤーを対象に、43人のジャーナリストが格付け。栄えある1位に選ばれたのは昨夏にマドリー移籍を果たした逸材ロドリゴだった。

4500万ユーロ(約53億円)の移籍金でブラジルのサントスからやってきた若武者は、デビューとなったオサスナ戦で途中出場から93秒で初ゴールをマーク。さらにチャンピオンズリーグガラタサライ戦ではハットトリックも達成。昨年11月にはセレソンデビューも果たすなど、飛躍のシーズンを過ごしている。

そんなロドリゴとラ・リーガで鎬を削るバルセロナスペイン人FWアンス・ファティ(17)が2位に。エルネスト・バルベルデ前監督の下でトップチームデビューを果たし、昨年8月のオサスナ戦で16歳304日というクラブ史上最年少ゴール記録を更新。また、同12月に行われたチャンピオンズリーグインテル戦では、17歳40日という大会史上最年少ゴールを記録した。さらに、今年2月のレバンテ戦では2得点を挙げ、ラ・リーガ最年少複数得点も17歳94日に塗り替えた。

3位にはマンチェスター・ユナイテッドイングランド人FWメイソン・グリーンウッド(18)が選出。本格的にトップチーム昇格となった今季は、リーグ戦22試合で5ゴール、ヨーロッパリーグ7試合で5ゴールを記録しており、不甲斐ないシーズンを過ごすチームにおいて、ファンの希望の光となっている。

以降、4位には同じくマドリーから、1月に加入したブラジル人FWレイニエル(18)、5位にはそのマドリーが狙っているとされるスタッド・レンヌのフランス人MFエドゥアルド・カマヴィンガ(17)が選ばれた。

そして、9位には日本代表FW久保建英がランクイン。昨夏にマドリー移籍を果たし、今季はマジョルカで武者修行を積んでいる日本の未来は、ここまでリーグ戦24試合に出場し3ゴール3アシストを記録。昨年12月のバルセロナ戦では古巣のサポーターからブーイングも飛び出すなど、日に日に評価を上げる18歳のサムライが堂々のベスト10入りを果たした。

なお、昨年はドルトムントイングランド代表FWジェイドン・サンチョが選ばれている。

◆『NxGn2020』ベスト20(※クラブは今季所属チーム)
1.ロドリゴ(レアル・マドリー/ブラジル)
2.アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン)
3.メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
4.レイニエル(レアル・マドリー/ブラジル)
5.エドゥアルド・カマヴィンガ(スタッド・レンヌ/フランス)
6.ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル/ブラジル)
7.イ・ガンイン(バレンシア/韓国)
8.モハメド・イハッターレン(PSV/オランダ)
9.久保建英(マジョルカ/日本)
10.ライアングラフェンベルフ(アヤックス/オランダ)
11.セバスティアーノ・エスポージト(インテル/イタリア)
12.ウィリアム・サリバ(サンテチェンヌ/フランス)
13.エリックガルシア(マンチェスター・シティ/スペイン)
14.ラヤン・チェルキ(リヨン/フランス)
15.ブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド)
16.アディル・アウシシュ(パリ・サンジェルマン/フランス)
17.ハーヴェイエリオット(リバプール/イングランド)
18.ペドリ(ラス・パルマス/スペイン)
19.ティアゴ・アルマダ(ベレス・サルスフィエルド/アルゼンチン)
20.マイロン・ボアドゥ(AZ/オランダ)

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