レアル・マドリーの元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、フランスの同胞であるオリヴィエ・ジルーについての自らのコメントを擁護した。

2015年にチームメイトであるマテュー・ヴァルブエナへの恐喝疑惑が発覚して以来、フランス代表から締め出されているベンゼマだが、先日インフルエンサーのモハメド・ヘンニ氏とインスタグラムのライブ配信でディスカッションを行った。

その中で、ベンゼマ不在のフランス代表で、センターフォワードを務めるジルーについて比較されると「F1とゴーカートを混同してほしくない。僕の方が優れているし、自分がF1だと思っている」とコメント。ジルーに失礼かつ、傲慢過ぎるのではと物議を醸していた。

このコメントについて30日、ベンゼマが自らのインスタグラム(karimbenzema)を通してコメント。“ゴーカート”発言のみが注目されているが、ジルーの強みについても言及していたことは「僕らは覚えてない」と皮肉を交えつつ自らのコメントを擁護。しかし「本当のことを言っただけ」と改めて自分の優位性を強調した。

「ジルーについてだが、本当のことを言っただけだ」

「でも僕がジルーについて言ったこと、特に彼がフランス代表にもたらすものについて言ったことなんて覚えてないよね」

「ただ僕がF1で彼がゴーカートと言った瞬間だけを覚えてる。これが僕の考えで、本当のこと、ただそれだけだ」

「なぜなら今僕とR9(元ブラジル代表FWロナウド)を比べたとしたら、R9がF1で、僕がゴーカートさ。つまりそういうこと。話はこれで終わりさ」

確かにジルーについてベンゼマは、ゴーカート発言以外にも「彼のプレースタイルは今のフランス代表に合っている」、「ムバッペグリーズマンと基準点型になるジルーは相性が良い」など、一定の評価をするコメントしていた。

しかし、自分とジルーの間にはF1とゴーカートくらいの差があるという自らの考えについては全く間違っていないと感じているようだ。

誤解を解くために今回のコメントを出したのかもしれないが、逆に火に油を注いでいるような気もするベンゼマ。更なる炎上に繋がらないことを祈るばかりだ。

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