あまり考えもなしに雑談している時にふと、自分が意図していないことがつい言葉になって出てしまう事、皆さんはありませんか?その場ではサラリと流されてはいるものの、後になって「違う、そうじゃない」と言い訳したくなる黒歴史……。そんな漫画がツイッター民の心をわしづかみにしています。

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 「反芻しないの?」というタイトルで日記マンガツイッターに投稿したのは、漫画家のキドジロウさん。その漫画の内容とは……。

 ふとした瞬間に自分の発言を思い出して、「あの時ああいったのはこういう意図であって、全然そういう意図があったわけじゃなくて恥ずかしい今すぐ電話して訂正して回りたいでもそれはそれでキモイよね」などとベッドに頭を突っ込んで、その時発言した事を脳内で反芻しつつ悶絶するのが日常的、といった「黒歴史が突然フラッシュバックしてくる」といった内容を、あるあるネタのつもりで友人に話してみたところ……

 「……言ってる意味がよく分からん。別にフラッシュバックも反芻もない」と友人は一蹴。あまりにもサックリと一蹴されてしまい、「個人的に、実はもう宇宙人は地球に来ているのですとか言われたくらいビックリしたのでちょっとアンケートとっていいですか?」と、実際に続くツイートアンケートを採ってみたところ……

 「黒歴史を日常的に反芻する」が 56.7%、「たまにする」が 37.7%、「しない」は4.5%、「閲覧・その他」が 1.1%という結果。なんだ、みんな結構フラッシュバックしているんじゃん……。

 「たまにするくらいですが、する時はだいたい叫んでます」といった軽い症状のひとから、「します。正直マジな悩みです」「5年前の些細な失敗(私にとっては大恥)、20年前のいざこざ(もう誰も覚えてないのに私にとっては大恥)、40年前のまだ小学生時代にレストランであげた奇声(私にとっては大恥)などがほぼ毎日フラッシュバック起きてます」などといった深刻な様子まで、その過去の記憶のフラッシュバックは大なり小なり皆さんある模様。

 ……やっぱりありますよね?実は筆者も例にもれず。真面目で気が小さい筆者、若い頃にやらかした失言や上司から怒られた事が、ふと気を抜いた時に突然記憶がよみがえって「うあぁぁぁぁぁあの時あんな事言わなければぁぁぁぁ私のバカー!!」となる事数知れず。湯舟に浸かっている時などに突然記憶がフラッシュバックすると、そのまま湯舟の中で一生沈んでしまいたくなる事も。

 しかし、黒歴史は変えられません。そしていつまでも引きずっていてもメンタルには悪影響。こんな時、これは筆者の方法なのですが、黒歴史から得られた教訓を探すのです。例えば、子どもに対してひどく叱りつけてしまった時。思い返してみると、「何もそこまで言う必要はなかったのでは」と自分の良くない面が見えてきます。

 そこからさらに、「じゃああの時頭に血が上っていたからあんなに叱りすぎてしまったのなら、一度深呼吸して冷静になる時間を自分に与える必要があったんだな」と振り返りをします。

 人間、一度の間違いで取り返しのつかない事になる事もあることはありますが、それって余程の事件・事故を犯した時。余程相手が気にしていることをつい言ってしまった場合、友情はそこで崩れるかもしれませんし、勇気を出して失言を謝って許されれば自分も相手も気持ちは晴れます。

 要は、失言を犯した自分の行動次第。失言に失言の上塗りをしている有名人などを見ると盛大に炎上していますが、失言に対し誠意のある謝罪をしている人は世間から逆に高評価になる事もありまよすね。

 そして、うっかりドン引きされてしまったのなら、「この話題は“ナシ”なんだな」と片付けてしまい、ナシ認定した話題は自分の中でスルーする事を繰り返していくと、フラッシュバックした時にも冷静になれるかもしれません。

 もし、あまりにもつらい過去がフラッシュバックしてきた時や、頻繁に自分の失言や怖かった事などをフラッシュバックしてしまう時は、遠慮なく心療内科で相談しましょう。

 フラッシュバックも反芻もない、というキドさんのご友人は、もしかしたら根っからの楽天家なのかもしれませんね。

<記事化協力>
キドジロウさん(@timberdoor)

(梓川みいな)

つい思い返して一人悶える黒歴史にネット民共感