ベルギー動物園で、オランウータン一家とカワウソが一緒に遊ぶ姿が捉えられ話題になっている。「世界中が社会的距離の確保を強いられてつらい時期に小さな幸せを届けたい」と投稿された写真には、「とても温かい気持ちになったよ。ありがとう」「素敵ね!」といったコメントが多数あがっており、多くの人を笑顔にしているようだ。『Bored Panda』『The Sun』などが伝えた。

ベルギーの首都ブリュッセルから南西に車で1時間ほどのエノー州ブルジェレットにある「ペリダイザ(Pairi Daiza)動物園」は、65ヘクタールという広大な敷地の中に7000を超える動物たちが暮らしている。2018年2019年にはヨーロッパで最高の動物園に選ばれ、ミシュラン社のガイドブックミシュラングリーンガイド」では三ツ星を獲得している。

そんな豊かな環境で暮らすオランウータンの一家とカワウソたちの交流を捉えた写真がSNSに投稿されて話題になっている。オランウータン2017年ドイツからやってきた24歳のオス“ウジアン(Ujian)”、15歳のメス“サリ(Sari)”、4歳になったばかりのオス“ベラニ(Berani)”の3頭で、スタッフオランウータン島に流れる川にカワウソたちが遊びに来られるようにしたところ、一家とカワウソたちの交流が始まったそうだ。

同園のスポークスマンは「オランウータンたちを飽きさせないように私たちは一日中、知的能力を鍛えるためのゲームパズルなどで遊びますが、他の動物たちの触れ合いをとても大切にしているのです」と語り、こう続けた。

「一家の中でもウジアンと小さなベラニは隣人たちに興味津々で、カワウソたちとの間に特別な絆が生まれているようです。またカワウソたちも、オランウータン島にやって来て遊ぶのをとても楽しんでいるようですよ。特に追いかけっこやかくれんぼをしていることが多いですね。」

「たとえば、オランウータン島にやってきたカワウソたちは大きな木の切り株の下に隠れるとベラニがカワウソたちを追ってやって来るんです。カワウソたちは時々ベラニをからかうかのように顔を出すのですが、それは見ているだけで楽しくなってくるような光景です。」

飼育舎のゆとりや質にこだわりをみせるこの動物園では、“動物たちの生活を豊かにする”ことを課題としており、特にDNAが人間と97%同じと言われるオランウータンには精神的にも、感情的にも、身体的にも常に満足できるような豊富なエンターテイメントプログラムで対応しているという。

ちなみにベルギーでも現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためロックダウン都市封鎖)が行われており、ペリダイザ動物園は閉園を余儀なくされている。しかし同園のスポークスマンからは「当園ではゴリラとコロブス属のサル、ペンギンと オットセイ、リスとコウモリキリンダチョウなども一緒の飼育舎で暮らしているんですよ。今は大変な時期ですが、どんな状況であっても私たちは動物たちにとって最善のケアを行っています」と力強い言葉が返ってきた。

画像は『Pairi Daiza NL 2020年3月31日FacebookBeste vrienden, Een klein momentje van plezier om met jullie te delen…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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