マインツに所属するU-21フランス代表FWジャン=フィリップ・マテタが、フランスの医療財団『パリ・オピトー財団』に2万ユーロ(約234万円)を寄付したようだ。フランス『レキップ』が伝えている。

3月31日時点で新型コロナウイルス(COVID-19)の死者数が世界で4番目に多い3000人を超えているフランス。マテタは母国の危機に対し、一役買った格好だ。

『レキップ』のインタビューを受けたマテタは、以下のようにコメントしている。

新型コロナウイルスは多くの人を死に追いやっている深刻なウイルスだ。僕は病院で働いている友人から、彼らが直面している現状を聞いたんだ」

「僕はこの寄付で患者だけでなく医療現場で働く医者や看護師らをサポートしたいと思っている。僕は他のアスリートや寄付が可能なすべての人々に、寄付を勧めたい。それが大きな援助に繋がると思っているからね」

2018年の夏にリーグ・ドゥのル・アーブルからマインツに加入したマテタは、加入初年度からブンデスリーガで全34試合に出場し14ゴールをマークするなどブレイク

さらなる飛躍が期待された今シーズンだが、開幕前に右ヒザ半月板断裂の重傷を負い、同箇所を手術。シーズン前半戦は欠場したが、昨年12月14日ブンデスリーガ第15節のドルトムント戦で戦列復帰を果たすと、これまでリーグ戦10試合に出場し2ゴールを記録していた。

サムネイル画像