ボーンマスの指揮を執るエディ・ハウ監督が自主的に給与のカットに名乗り出た。

感染拡大が続く新型コロナウイルスイングランドも例外でなく、プレミアリーグも3月中旬から延期となり、4月いっぱいの開催自粛を決めているが、終息の見通せない情勢を鑑みて、再開時期が不透明な状況に陥っている。その状況を受け、トッテナムニューカッスル、ノリッジ・シティが賃金の一部を肩代わりする対策を打ち出した国の援助を見込み、選手以外の給与カットを発表。そのなかで、ボーンマスは重役が給与の自主削減を申し出た。

ボーンマスの最高経営責任者(CEO)を務めるニール・ブレイク氏をはじめ、テクニカルディレクターのリチャード・ヒューズ氏、アシスタントコーチジェイソン・ティンダル氏、そして、監督のエディ・ハウ氏がそれぞれ自発的かつ大幅な給与削減を実行。クラブで働く従業員に対して、100%の給料支給を約束するためだという。

ボーンマスは公式声明として、「確かなことが1つある。それは従業員や、支援者、地域社会、そして全世界にいる人々の健康がフットボールよりも優先されるべきということだ」と綴っている。なお、イギリススカイ・スポーツ』によると、エディ・ハウ監督は自発的に給与カットを申し出たプレミアリーグ初の指揮官とのことだ。

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