名古屋FWジョーが英メディアに登場 本田圭佑は「誇大宣伝に応えていない」

 現在、世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響により、各国のリーグが中断している。Jリーグも延期の措置が取られているが、英メディアが特集した“あの人は今”に名古屋グランパスのFWジョーやボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑が紹介されている。

 中国で発生した新型コロナウイルスがいまや全世界で猛威を振るっている。Jリーグは2月に各カテゴリーの開幕戦を消化したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最終的に開幕戦直後にリーグ中断を余儀なくされた。一方、今月25日にはJ3が4月24日、J2が5月2日、J1が5月9日と段階的に再開していく方針を発表した。

 名古屋は開幕戦でベガルタ仙台と対戦し、1-1と引き分けた。また、中断期間では28日に横浜FCとの練習試合を行い、1-0で勝利した。ジョーは膝の負傷により新シーズンのキャンプには帯同できず、ブラジルに帰国していた。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大により、日本への帰還時期は不透明な状況となっている。

 そんななか、英メディア「talkSPORT」は「欧州の主要リーグでのプレーをやめると、選手たちは忘れられがちだ。同メディアでは懐かしの顔を紹介する」と、かつて欧州リーグで活躍した選手たちの“あの人は今”を特集している。

 元ブラジル代表FWロビーニョ(現イスタンブール・バシャクシェヒルFK)や元パラグアイ代表FWロケ・サンタ・クルス(現オリンピア)、元ドイツ代表FWマリオゴメス(現シュトゥットガルト)、元ポルトガル代表MFナニ(現オーランド・シティ)、元カメルーン代表FWサロモン・カルー(現ヘルタ・ベルリン)ら名手らが名を連ねるなか、ジョーも紹介されている。

本田圭佑も登場 「ミラノで成功したキャリアを持ちながら…」

 マンチェスター・シティなどビッグクラブに在籍したキャリアを持つジョーに対し、「2008年にシティに加入し、1ゴールだけ記録したブラジル人は33歳になった。現在が最大の成功を収めたキャリアを歩んでいる」とリーグ戦65試合30得点を残した功績を説明している。

 また、今季からブラジル1部ボタフォゴに加入した本田の名も挙げられており、「日本の象徴はボタフォゴに籍を置き、ガンボジア代表も指揮している。ミラノで成功したキャリアを持ちながら、プレーメーカーは自身を取り巻く誇大宣伝に実際応えたことはない」と指摘されていた。ACミラン背番号「10」を授けられた存在なだけに、欧州を離れた新天地でも、求められるレベルは高いようだ。(Football ZONE web編集部)

特集で紹介されたマリオ・ゴメス、本田圭佑、ジョー【写真:Getty Images & AP】