チェルシーに所属するイングランド代表FWカラムハドソン=オドイが感染からの全快と当時を回想した。

ハドソン=オドイは12日、アーセナルのミケル・アルテタ監督に続いて、新型コロナウイルスの陽性反応が検出。そうした感染者の続出を受けて、プレミアリーグも3月中旬のストップから4月いっぱいの中断になるなか、自身も自主隔離となり、静養が続いている状況だった。

3月末にフランク・ランパード監督から回復が明らかにされたハドソン=オドイはフェイスタイムを介したクラブ公式サイトのインタビューで、今の状態について問われると、「全快だね。すっかり良くなった。万全だ」と回答。感染発覚までの流れをこう振り返った。

「3週間前に罹ってしまい、月曜日(3月9日)に熱っぽい感じがした。翌日に平熱に戻ったから、大したことなんてないって思ってしまったけど、実際はそうじゃなかった。みんなから『どうだった?』って聞かれたよ。そういうチームメイトの支えは暖かくて、嬉しかった」

また、経験を経て、「全てがすごく速く進み、このウイルスがこんなにも大きくなり、世界で甚大な被害を出して、人々に影響を与えるなんて予想外だった。誰もが注意深くなり、状況の判断力が求められる。一刻も早く終息して、通常の生活に戻ってほしい」と話した。

そして、終息が見通せない情勢を受け、来夏に延期のユーロについては、「僕にとって、ユーロ出場に向け、再びのアピールチャンスになる。大きな目標であり、選ばれたい」とポジティブな考えを示した。

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