歌手のレディー・ガガが34歳の誕生日を迎えた日に、新型コロナウイルスの感染拡大でレストラン閉鎖を余儀なくされた父親の行動に恥をかかされてしまったという。ガガの地元のニューヨークでは、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、3月中旬から公立学校やレストランの閉鎖が実施されているが、一体、ガガの父親は何をやらかしたのか?

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 TodayやPage Sixによると、ガガの父親ジョー・ジャーマノッタさんは、ニューヨークのアッパーサイドで経営するイタリアンレストラン「Joanne Trattoria」の閉鎖により、従業員の一時解雇を余儀なくされたという。そこでジョーさんはクラウドファンディングのGoFundMeでキャンペーンを立ち上げ、5万ドル(約530万円)の資金支援を求めたという。その額は従業員の約2週間の給与や他の経費を賄うために使われるとのことだ。

 このジョーさんの行動に対し、推定資産2億7500万ドル(約296億円)のビッグスターの娘がいるのにどういうことだと、多くの批判が寄せられたという。

 しかし、誰よりも驚いたのはガガだったようだ。Page Sixによると、ガガはジョーさんから何も聞かされていなかったという。情報筋は「彼女は父親がやっていたことを何も知らなかった。知っていたら彼がアイデアを言い終わる前に却下していたはずだ。最悪なことに彼女の誕生日(3月28日)だった!」と語り、ジョーさんが自分一人で勝手にやったことであると強調したとのことだ。

 ジョーさんは批判を受けてキャンペーンを閉鎖したが、その時点で集まっていた寄付は541ドル(約5万8000円)だったという。

父親の勝手な行動に恥をかかされたというレディー・ガガ (C)AFLO