2日放送の『ミヤネ屋』(日本テレビ系)でのMC宮根誠司の発言が賛否両論を呼んでいる。
 この日、番組では新型コロナウイルス感染拡大による経済損失について取り上げ、東京都大阪府がバーやカラオケ、ライブハウスやナイトクラブなどの利用を自粛するよう要請していることなどを紹介していたが、これらの店について宮根は「ある程度、無制限に助けてあげればいいと思うんですよ。つぶれないように。働いてる方も含めて」と言い、「素人でも分かるのは、いま市中に『資金ジャブジャブ状況』ですよ」と自粛の影響で多くの人がお金を使わずにためていると指摘し、「で、収束したら大バブルが必ずやってくる」とその反動でお金を使うため、バブルが来るとした。

 さらに宮根は「収束したら、市中には資金がジャブジャブで外国人は資金引き上げてるけど、日本が収束したらまた外資が株式の中に入ってくるわけですよ。だから大バブルが起きるわけですよ」と強調し、「で、大バブルが起こると、ここ(自粛要請を出されているバーなど)がめちゃくちゃ儲かるわけですよ」と、店などに融資した場合はすぐに返済できるといい、「(経営者は)個人事業主だから『あなたたちしんどいけど、土日も働きなさい』って言ったらこの人たちはちゃんと働いて返すから。ここ助けてあげないと街が死にますよ」と指摘していた。

 しかし、この発言に視聴者からは、「使うお金ないけど」「お金ジャブジャブ溜まってませんし、今の日本では溜まるほどの給料ないよ!」「軽々しく無責任な事を言い捨てて許されんの」「減給とかクビになってる人もいるのにバブルとか来るわけないでしょ…」「遊びに行けなかったお金はそのまま自粛の光熱費とか食費に消えてる」といった批判の声が集まった一方、「バブル、本当に来ると思うと希望が持てる」「世界規模で経済を回そうって動きが起きてみんなが一斉に頑張るから、オリンピックも相まってあり得る」「確かにバブルに備えていまお店を潰さないことは大事」という声も集まっている。

 また、一部からは「お金使ってバブル起こすために政府が補償してほしい」「市中にお金はないから現金給付がほしいんだけど」といった声が寄せられている。
 賛否集まった宮根の発言。果たして収束後、本当にバブルはやってくるのだろうか――。

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