2020年1月に発生し、世界中を騒がせている新型コロナウイルス。
日本ではマスクの在庫不足が続き、3月時点でも解決していません。マスクを求め、ドラッグストアには朝から長蛇の列ができることもあります。
一時は買い占めや高額転売が相次ぎ、マスクの供給不足は問題視されています。
岡山県総社市の『デニムマスク』が話題に
そんな中、立ち上がったのは岡山県の総社(そうじゃ)市。総社市が企画し、『総社デニムマスク』を生み出しました。
デニム生地で作られたこのマスクは、総社市内の障がい福祉施設で製作されています。
総社市と障がい者が共に作る総社デニムマスク。ロゴマークができました。今朝は10分で瞬間完売しご迷惑をおかけし申し訳ございません。明日も総社市役所で10時から販売しますが買えなかった方には以後優先する予約券をお渡しします。今後は全国販売予約制を考えます。 pic.twitter.com/Rur3p9Prd1
— 岡山県総社市長片岡聡一 (@souichikataoka) March 26, 2020
『総社デニムマスク』は総社市役所で販売をしていましたが、購入希望者が多いため予約受付を開始。
2日現在、総社市のウェブサイトにはWEB予約フォームが設置されており、全国から注文することができます。
総社市が障がい者と共に作る総社デニムマスク。今日から全国発売します。どうぞお買い上げください。ご注文方法は以下の通りです。
— 岡山県総社市長片岡聡一 (@souichikataoka) April 1, 2020
どうぞ宜しくお願いします。https://t.co/If3r3cY7S2 pic.twitter.com/maIOWVjE76
『総社デニムマスク』の1日の製作数は70~80個程度とのこと。そのため用意ができ次第、順次発送予定されるそうです。
総社市の片岡市長がTwitterに投稿すると、素晴らしい取り組みに多くの人から反響が上がりました。
・素晴らしい取り組み!マスク不足で困っている親のために購入しました。
・障がい者の方たちのお仕事支援にもなるなんて!一石二鳥ですね。
・オシャレなマスクですね!製作に携わる人たちにお礼を申し上げます。
マスクのない人を助けるだけでなく、障がい者雇用を支援した総社市の取り組み。
想いの詰まった手作りマスクは、きっと多くの人を安心させてくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]
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