色鮮やかな植物がお部屋にあると、明るさと清潔感を印象付ける効果がありますが、植物のお手入れは手間がかかるもの。もっと気軽に植物を取り入れたい、という方にはフェイクグリーンがおすすめです。
基本の飾り方からおしゃれな上級テクまで、インテリアライター・遠藤舞衣さんに紹介してもらいました。
壁掛け、キャニスター…「フェイクグリーン」で春インテリアを手軽にフェイクグリーンをすてきに見せる基本の飾り方
フェイクグリーンとは、いわゆる造花など擬似植物のこと。ホコリを拭く以外のお手入れは不要で、100円ショップなどでも手に入ります。
飾り方を工夫すれば、インテリアがグンとおしゃれに。まずは基本の飾り方から紹介します。
花瓶や植木鉢に入れる
花瓶や植木鉢に入れるスタイルは、植物本来の魅力をシンプルに引き出します。同じフェイクグリーンでも何に入れるかによって表情が変わって見えます。
フェイクグリーンなら面倒な鉢替えの手間もかからないため、その日の気分によって気軽に変えられるのもメリットです。
一輪挿しでシンプルに
一輪挿しでの主役は植物です。
華奢なデザインの一輪挿しにはインパクトのあるフェイクグリーンを、大胆なデザインには真逆のフェイクグリーンを足すなど、いろんなアレンジを楽しんでみるのもおすすめです。
また、「一輪挿し=お花を飾るもの」という印象が強いですが、お花ではなくグリーンの上品な魅力を引き出すのにも適しています。
上級アレンジでインテリアをワンランクアップ!上級テク
器に飾る以外にも、フェイクグリーンを楽しむ方法はあります。その中でも簡単でおしゃれに見える、インテリア好きに人気の飾り方を紹介します。
壁掛けグリーン
ブルックリンスタイルやカントリースタイルのインテリアには、壁掛けスタイルのフェイクグリーンが相性抜群。ツタ系やドライフラワーのフェイクグリーンを壁のフックなどに取り付けるだけで、グッとおしゃれな印象に。壁が白くてやや寂しいという場合は、絵や小物と一緒に壁掛けグリーンを取り入れてみるのも一案です。
ハンギングスタイル
天井やカーテンレールなどに吊るすハンギングスタイルも、グリーンをおしゃれに見せます。さらに目線より高い位置に鮮やかなグリーンがあるため、ワンルームなど狭いお部屋を広く見せる効果も。
実際の植物だと水やりや剪定が面倒ですが、お手入れ不要のフェイクグリーンなら、手間なくハンギングスタイルを楽しめます。ツタ系ではなく、多肉植物やアイスプラントなどを吊るすと、ややハードでかっこいいイメージになります。
※天井やレールに吊るす場合は、落下しないよう荷重や吊るし方に十分注意してください。
キャニスターに入れて
透明なキャニスターにお花のフェイクグリーンを入れれば、カントリー風のやわらかい印象に。
入れるフェイクグリーンは、画像のようにポプリタイプでも良いですが、アイスプラントや多肉植物で男前風インテリアを目指すのもおしゃれです。光を取り入れるガラスの効果で、より本物の植物っぽさが生まれます。
インテリアグッズと組み合わせて
手作りのストリングアートなど、お気に入りのインテリアアイテムと組み合わせてみるのもすてき。アイデアしだいで新しい世界観を生み出せるのも、フェイクグリーンならではの楽しみ方です。
「フェイクグリーンは人工感があって安っぽいのでは?」と思うかもしれませんが、飾り方を工夫すればお部屋の印象をおしゃれに変えることができます。
お手入れ不要で楽しみ方も無限大なフェイクグリーンは、春のインテリアにもピッタリ!ぜひ取り入れてみてください。
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