マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督が医療機関へのサポートを呼び掛けている。イギリススカイ・スポーツ』が伝えた。

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス(COVID-19)。感染拡大が続いていることを受け、サッカー界も各国でリーグ戦や大会延期の措置を講じている。財政的に厳しいクラブも出てきており、バルセロナユベントスなどのビッグクラブも選手の給与カットなどで対応している状況だ。
スールシャール監督はユナイテッドから受けたインタビューで医療関係者に感謝の意を伝えるとともにサポートすることを誓っている。

「我々フットボーラーは時々、ヒーローと持ち上げられることがある。だが、この状況では我々にできることはバックアップのみ。NHSなどの医療機関で働く者こそが真のヒーローなんだ」

ユナテッドもクラブ単位で医療機関に貢献しており、個人としてもイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが慈善団体『FareShare』を支援。休校によって給食を食べられなくなった子供たちのサポートを行っている。

監督はフットボーラーが大きな影響力を持っているとして、模範となるべきだと説いている。

「我々はフットボーラーとして模範的な行動をすることが重要だと考えている。影響力を持っているため、SNSでメッセージを発信するだけでも効果が期待できる」

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