レアル・マドリードに所属するブラジル代表MFカゼミーロが、リーガ・エスパニョーラ延期について言及した。スペイン紙『マルカ』が3日に伝えている。

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、リーガ・エスパニョーラは、スペイン政府が再開可能と判断するまで無期限延期が決定している。スペインでは3日時点で約11万7700人の感染者、約1万900人の死者が確認されている模様だ。

 カゼミーロは「もちろんリーガ・エスパニョーラチャンピオンズリーグで優勝したい」と目標を語る一方で、「現時点ではそれらのことを考えていない」と言及。「今、僕達はコロナウイルスとの戦いに勝ちたいと思っているよ。これらは困難な問題だ。僕達は自分達の役割を果たさないといけない。家にいて、ルールに従って周りを助けるということだ」と述べている。

マルカ』によると、カゼミーロは母国ブラジルのサン・ジョゼの医療関係者を対象にマスク6000枚を寄付した模様。さらに、一般家庭向けに食糧や衛生用品を寄付するなど、積極的に活動をしている。

リーガ・エスパニョーラ延期について言及したカゼミーロ [写真]=Getty Images