4月3日放送の「A-Studio+」(TBS系)に星野源がゲスト出演、くも膜下出血からの復帰ライブについて振り返る場面があった。
星野のライブには、星野が「若かりし頃の布施明さん」に扮(ふん)する「ニセ明」という名物キャラクターがたびたび登場する。
このキャラクターが誕生したきっかけは、くも膜下出血で倒れた後の復帰ライブだったという。
2012年にくも膜下出血で倒れて手術を受けた星野は、一度は仕事に戻ったものの2013年に再手術。
そうした経緯があって開催された2014年の復帰ライブは、周囲の期待も大きく、星野は「感動のステージみたいになりそうだな」と感じていたことを明かす。
■ これからも大丈夫と思ってもらいたい
「感動してくれるのはいいけど、僕はできれば楽しんでほしい。楽しい空間を作りたい」と思った星野は、復帰ライブでは「めちゃくちゃふざけよう」と決め、看護師とともにステージに現われるなど笑いを盛り込んだ演出プランを実行。
ステージ終盤のアンコールでは「休養中にずっとカラオケで歌っていた」という布施の名曲「君は薔薇より美しい」を、布施のいでたちをまねした姿で歌い上げた。
星野は復帰ライブを振り返りながら「こんなばかだったらこれからも大丈夫って思ってもらいたくて」と、「ニセ明」誕生の真意を語っていた。
放送終了後のSNS上には「ニセ明にこんな感動秘話があったとは」「星野さんだけでなくニセ明さんまで『A-Studio』に出演してる!」といったコメントが寄せられていた。
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