世界的に感染が広がる新型コロナですが、この新型コロナの集団感染を防止するために、タイのバンコクでは夜の繁華街は3月17日に閉鎖命令が出されました。

バンコクから車で約二時間の場所にあり、大きい繁華街のあるパタヤでも、3月18日から映画館やスポーツ施設、バー、カラオケ店、ナイトクラブ、マッサージ屋など、飲食店以外は全面的に営業禁止命令が出されました。

以下は、パタヤ最大の繁華街、ウォーキングストリートが閉鎖した初日の2020年3月18日の夜の様子を撮影した写真です。

 

 

この日は多くの店舗が閉鎖した初日の夜で、まだレストランなどは営業しており、中心地である「ウォーキングストリート」にも人影はありました。

ウォーキングストリートに来た人に向けて、屋台のような店を臨時で出して、洋服の販売をしている店も、この時はありました。以下の写真です。

 

 

しかしながら、こんな状態が既に半月も続き、現在は飲食店も閉鎖命令が出され、テイクアウト以外の営業は禁止されています。この閉鎖命令の期限も「状況が改善するまで」といつになるかもわからない状態となっています。さらに夜10時以降はコンビニやスーパーすら閉鎖されています。

 

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このような中で、パタヤのウォーキングストリートや他の場所も、人影すらもないゴーストタウンのような状態となっています。

以下は、2020年3月29日の未明に、ウォーキングストリートなどパタヤの繁華街の夜の様子を撮影した動画です。人影すらもない変わり果てた姿に、衝撃の反響が広がっています。

パタヤに来られた事がある人だと、どこで撮影されたものか、わかるでしょうか?

 

 

2020年3月29日未明のパタヤ繁華街各地の動画(動画:The Pattaya News)

 

パタヤ最大の繁華街、ウォーキングストリートゴーストタウンとなっています。

以下は、ウォーキングストリートの様子を2020年3月25日未明に撮影した動画です。

 

2020年3月25日未明 パタヤ繁華街ウォーキングストリート(動画:The Pattaya News)

 

多くの夜の街の店舗は閉店し、新たに店をオープンする人間を探す「For Rent」の張り紙が出されていますが、ゴーストタウンとなった夜の街で開店する人間などいるわけもありません。

パタヤは観光都市で、パタヤ現地で働くローカルのタイ人の人々の収入は、一説によると7~8割程度は観光客からの収入に依存していると言われています。

その観光都市で突然観光客も居なくなり、店も閉鎖されると、収入を突然失った人が大勢発生してしまい治安も悪化しています。

パタヤでは現在、地元のパタヤ警察署も武装したコンビニ強盗などの事件を受けて、重武装の警官が警戒をする状態となっています。

その様子を撮影した写真が以下のものです。

 

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パタヤ市では2020年4月1日午後4時の時点で16人の感染者が確認されています。このうち1名は日本人感染者です。

この状況がいつまで続くのかわからず、パタヤでも終息が願われながら、多くの人が自宅待機をしています。(取材・文◎福留憲治【PJA NEWS】)

 

本記事は、筆者が配信責任者を務める以下の
PJA NEWS(タイニュース、パタヤニュースを毎日配信)
を元にしています。

https://www.pattayaja.com/

 

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