コロンビアの英雄であるカルロス・バルデラマ氏がレアル・マドリーで燻る同胞のMFハメス・ロドリゲス(28)の状況に言及した。イギリス『メトロ』が伝えた。
昨夏、2年間のレンタル期間が終わり、バイエルンからマドリーに復帰したハメス。復帰当初は、ジネディーヌ・ジダン監督の構想外であることからナポリやアトレティコ・マドリーへの移籍の憶測が飛び交ったが、移籍形態を巡り、実現しなかった。そして、シーズンに入ると、序盤こそ出場機会を得たが、負傷の影響もあり、リーグ戦においては昨年10月以降、出番がない状況が続いている。
バルデラマ氏は「どんなチームでもプレーできる」とハメスのクオリティを改めて称賛。その一方で、「私なら逃げ出している」とマドリー退団を勧めた。
「ハメスは自分自身のことについて、決断を下すのに十分に大きい要因があると思う。それが私であるならば、マドリーから逃げ出しているだろう」
「彼はどんなチームであろうと試合に出れるほど上手な選手だ。私は彼を一度も疑ったことはないね」
「ハメスは素晴らしい選手で、それを証明している。どこのチームでもスタメンに名を連ねることができるし、どこのチームでもプレーできるクオリティーを持っている」
なお、既報ではハメスに対して、恩師のカルロ・アンチェロッティ監督が率いるエバートンやアーセナル、ウォルバーハンプトンが関心を示している。
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