4月3日に放送された「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)で、志村けんさんを追悼。2016年1月に出演した回を改めて振り返った。
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志村さんは、1999年、49歳の時に映画「鉄道員(ぽっぽや)」で高倉健さんと共演している。
坂上忍が「出るきっかけは何だったんですか?(オファーは)高倉健さんの方から?」と尋ねると、「僕の聞いたところでは、高倉健さんの方が『ちょっと共演してみたい』と言うんで。
あの役はないんですよ、本(台本)にはね。で、急きょ(役を)作って。本当は台本では寝てるだけだったんですけど『もったいないから酔わせて歩かせろ』って。現場で『酔って歌ってくれ』って言われて」と当時出演に至った経緯を語った。
■ やっぱり高倉健さん
それまで映画・ドラマなどには徹底して出演してこなかった志村さん。
しかし「鉄道員(ぽっぽや)」だけは「やっぱり高倉健さんっていうのは、僕ら子どもの時のスクリーンのヒーロー。だったら一緒に映ってもいいかなって。記念ですもんね」という心情だったそう。
松本人志から「ドラマとか出ないんですか?」と聞かれても、「やる気はないですね、全然」ときっぱり。
坂上が「全然主役でありですよね?」と期待しても、「人に指図されるのが嫌いなんですよ」と、その理由を告白。
だが「いい作家がいて『こんなことをやりたい』って書いてもらって、自分で『こう撮ってくれ』って言えるんだったらやる気はある」という希望も語っていた。
そんな志村さんは、映画「キネマの神様」で、菅田将暉と“二人一役”を演じる予定だったが、残念ながらかなわなかった。
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