マンチェスター・Cのサポーターたちは、同チームに所属する元スペイン代表MFダビド・シルバの残留を望んでいるようだ。4日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 2010年の6月にバレンシアからマンチェスター・Cへ移籍したシルバは、今シーズン終了時点で契約を満了し『エティハド・スタジアム』を去ることになっている。しかし現在、同選手の退団に対して、マンチェスター・Cのサポーターたちは1年でも残留することを望んでいるようだ。

 その要因の一つとして、世界中に感染拡大を見せている新型コロナウイルスが挙げられている。現在は同ウイルスの影響でヨーロッパの各国リーグが中断に追い込まれているが、仮に今シーズンがこのまま再開されることなく終了してしまうと、「マンチェスター・Cシルバ」はもう二度と見られないということになってしまう。その可能性を危惧したサポーターたちは、SNS上で「行かないで!」「さよならが言いたいよ」「残留してください!」などといった声を投稿しているのだという。

 マンチェスター・Cでの公式戦400試合以上に出場し、先日はクラブ史上初のプレミアリーグ300試合に出場を果たしたシルバ。果たして、再び水色のユニフォームを纏う同選手を見ることはできるのだろうか。

マンチェスター・Cに所属するシルバ [写真]=Getty Images