「『気合いです。』なんて言って、マスクをしないで現場に出ているスタッフもいたので、安倍首相のマスク支給は、あと1ヶ月は早くしてほしかったですね。マスクもせずに酷使されるスタッフを心配していたら、新型コロナウィルス感染者が出たようです」(テレビ局関係者)


「とうとうか…」とも言うべき情報が関係者から寄せられました。

「コワモテの司会者のワイドショーは、安倍内閣のコロナ対応をバッシングしたりしていますが、灯台下暗し。テレビ局クラスターになる可能性は高いのです。番組を支える制作スタッフがマスクもせずに徹夜で換気されない部屋で作業しています。3月末から慌てて対策しても、ウィルスは蔓延している可能性あります」

と別の関係者も裏付けるような発言をしていました。

社員のコロナウィルス感染が3月末に報じられた日本テレビは汐留の本社ビルをロックダウン。NHK子会社とTBSの契約スタッフがコロナウィルスに感染したことも報じられました。

 

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TBSは、4月4日から19日の2週間、ドラマやバラエティのロケ収録を見合わせる旨を発表しました。

「日本テレビやTBSの対応は賢明です。テレビ局の社員は、在宅テレワークに移行していますが、制作現場をまわす制作会社の社員は、在宅勤務というわけにはいかず、命がけです。

検査もなかなか受けることができないほど、時間に追われる仕事ですから、自覚症状を我慢して業務に邁進している人も多くいるでしょう。社員なら有給休暇がありますが、フリーランスのスタッフは現場に出なければ収入がなくなるリスクを抱えているので大変です」(テレビ局制作会社)

ロケがなくなっても仕事がなくなるわけではありません。

 


「番組枠を埋めるために過去の収録素材、放送素材を編集して再利用するのがテレビ制作のトレンドになってきています。素材再使用の許諾をいただくために出演者の所属する芸能プロダクションに連絡したり、たいへんです。
制作ルームの倉庫から素材を出して、編集作業にひきこもる形になります。換気もされないのでリスクあります。アルコールやマスクが現場に支給されるようになったのは最近ですから」(制作会社関係者)

労働環境の悪さからクラスターになる危険性が高そうな制作ルーム。悲劇がこれ以上起きないことをお祈りします。(文◎青空のぞみ

 

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