バーンリーのマイクガーリック会長は、クラブ財政の危機的な状況を訴えた。4日に、イギリスメディア『インデペンデント』が報じている。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、各国リーグは大規模な延期を余儀なくされている。プレミアリーグに所属するバーンリーのガーリック会長は、仮にこのまま2019-20シーズンが再開しなかった場合、8月にはクラブが財政難に陥る可能性を示唆した。

「問題なのは、私たちが今シーズンにこれ以上プレーすることができず、来シーズンの状況も不透明となった場合だ。そうなると、8月には資金が不足するだろう」

「だからこそ、安全が確約されればの話だが、今シーズンをこのまま終えたくないと強く思っているよ」

 なお、今シーズンのプレミアリーグがこのまま終了した場合、バーンリーは5,000万ポンド(約66億5,250万円)の収益を失うという。財務上、この損失額がどれほどクラブに悪影響を及ぼすか、ガーリック会長は憂慮しているようだ。

バーンリーのガーリック会長が、財政危機を憂慮 [写真]=Getty Images