宇賀神、一発勝負で失敗した小野のシルキートラップに再挑戦して9回目で見事に成功

 J1浦和レッズの元日本代表MF宇賀神友弥が、自身のインスタグラムを更新。J2のFC琉球に所属する元日本代表MF小野伸二が披露したことで流行している“ピタッとトラップ”のリベンジに挑戦。見事に成功し、「笑顔をありがとう」などとファンから声が上がっている。

 宇賀神は2018年12月、出身地である埼玉県戸田市に自身の名前を冠したフットサル場「UGAJIN Esforço Place」をオープン。小学生と幼児を対象としたサッカースクール「Esforço Football School」を発足し、サッカーの普及に努めている。

 琉球の小野が3月27日に自身のインスタグラムで、「トラップのコツ」を子供たちに伝授すべく、自身の足元にボールを落とし、ピタリと止める模様を披露。「コツはちょっとつま先寄りに使って、落ちてきた瞬間にすっと(手前に足を)引くと跳ねないで止まると思う」と語り、あまりに鮮やかに足元へ収める動画が反響を呼び、琉球内やチームの枠を飛び越えて名古屋グランパスの選手たちもチャレンジするなど瞬く間に流行した。

 宇賀神3月29日に挑戦していたが、ボールを足元に収められず敢えなく失敗。そこで4月4日に再びチャレンジを試みたのだ。

「僕がチャレンジした小野伸二チャレンジ。僕の失敗動画が思わぬ反響を呼んでしまいました。ただ、プロサッカー選手としてこのまま終わるわけにはいきません。しっかりと成功したところを皆さんにお見せしたいと思います」

 最初の2回はボールの勢いを殺せずフレームアウトしてしまう。3回目は足元付近に止まるも「違う? 違うか?」と“疑惑の成功”でチャレンジを続行。徐々にコツをつかみ始めた宇賀神は5回目で「近づいてきてるぞ」と手ごたえをにじませ、続けること9回目でついに成功。待望のクリアに「努力に勝る天才なし」と渾身の表情で締めくくった。

 ファンからは「笑顔をありがとう」「全部見せてくれるのが、ウガのいいとこ」「ドヤ顔もおもろいです笑」といった声が集まり、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦再開が不透明のなかでも、宇賀神はチャレンジ動画で雰囲気を和ませている。(Football ZONE web編集部)

浦和レッズDF宇賀神友弥が小野伸二チャレンジに成功【写真:木鋪虎雄】