ユベントスに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(20)の代理人が動きをみせているようだ。スペイン『ABC』が報じている。

2019年夏に推定移籍金6750万ポンド(約90億円1000万円)でアヤックスからユベントスに加入したデ・リフト。加入当初は苦労したものの、DFジョルジョ・キエッリーニの負傷でチャンスを掴むと、ここまでの公式戦27試合に出場している。

だが、来季にはキエッリーニが完全復帰することで、再びデ・リフトの序列が下がる可能性が指摘されている。これを懸念するデ・リフトの代理人のミーノ・ライオラ氏は、すでに他クラブへの売り込みを開始しており、特に昨夏にも獲得に動いていたレアル・マドリーへ強く獲得を勧めているようだ。

レアル・マドリーでは現在、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスフランス代表DFラファエルヴァランがセンターバックを務めているが、先月34歳を迎えたセルヒオ・ラモスの後釜をかねてより模索中。

また、準レギュラーとして今季公式戦30試合に出場しているスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスは30歳と高齢の域に。昨夏に獲得したブラジル代表DFエデル・ミリトンも首脳陣が納得するほどのインパクトを残せていないことから、今夏に新たなセンターバックの獲得に動くと思われている。

なお、デ・リフトにはマドリーのほかに、マンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているが、果たしてセルヒオ・ラモスの後釜を探すマドリーもデ・リフトの獲得に動くか注目が集まる。

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