新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月24日公開予定だった京都アニメーション新作長編アニメ『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の公開延期が発表された。

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 『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』製作委員会は、「4月24日より公開を予定しておりました『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』につきまして、映画本編は既に完成を目前にし、公開に向けて進めておりましたが、日本国内における新型コロナウイルス感染症拡大に伴う日本政府による発表を受け、慎重に検討を重ねた結果、公開日を延期することを決定致しました」と発表。

 前売券ムビチケカード(2020/1/10公開、または2020/4/24公開と記載されているものが対象)は延期後の上映で利用可能。新たな公開日は、決まり次第公式サイト及び公式SNSで発表される。

 繊細な心理描写とダイナミックな映像で話題となったテレビアニメシリーズに端を発し、ファンを作品の世界へ没入させたオーケストラコンサート、そして2019年に劇場公開された『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ‐永遠と自動手記人形‐』と、さまざまな形でファンを魅了してきた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズ。

 そのフィナーレとして公開を予定されている本作について、制作サイドは「スタッフ一同並々ならぬ思いを持って作り上げた作品でございます。公開がかないました折には、どうぞ皆様お誘いあわせの上、ご鑑賞頂けますと幸いです」とコメントした。

 本作は、当初1月10日の公開が予定されていたが、昨年の9月に「諸般の事情により、公開日を調整させて頂くこととなりました」とし、4月24日への公開延期が発表されていた。今回が2度目の延期決定となった。

『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第2弾キービジュアル (C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会