今どきの子どもたちはおませな子が多いと感じている人は少なくないだろう。しかし、中国では少し事情が異なるようだ。中国メディアの今日頭条は4日、日本と中国の子どもの違いに関する記事を掲載した。日本の子どものほうが大人びているとして、その理由について分析している。

 記事の中国人筆者は、日本のドラマや映画を見ているうちに、「日本の子どもが大人びている」ことに気が付いたそうだ。「中国の子どもが泥遊びをしている時に日本の子どもは異性に告白をしている」と観察を述べている。日本では「小学生で男女交際するのも珍しくない」と伝えているが、男女交際を禁止している学校が多い中国からすると信じられないのも無理はない。

 ではなぜ「日本の子どもは大人びている」のだろうか。記事によると、日本の「少子高齢化」に一因があるという。子孫を残すという重要な使命が子どもたちの双肩にかかっているので、子どもの恋愛に厳しくないのだと分析した。むしろ「恋愛は恥ずかしいことではなく、高校生にもなって異性と交際していないほうが恥ずかしい」という雰囲気になっているとしている。ただ、その割には婚姻率が低いので結果につながっていないとも付け加えている。

 考えられる2つ目の理由として、記事は「日本女性はお嫁さんになることにあこがれる」と紹介。「花嫁修業」という言葉があるほど、日本には良い妻また母を高く評価する文化があるとした。それに引き換え、​「中国の女の子は男子に勝つことばかり考えている」と比較。将来夫を支える良い妻になるため、子どものころから教育を受け意識している日本の女の子は、自然と大人びてくるのだと分析した。

 日本と中国の文化は近いといわれるが、日本の子どもの方がずいぶんおませなようである。中国の子どもたちは、競争社会で宿題や塾で忙しく恋愛をしている暇などないのも一因にあるのだろうが、それは早すぎる恋愛をさせないための中国式の対策なのかもしれない。一方で、中国でも大人が家にいない「留守児童」の早すぎる妊娠が問題になっている。日本か中国かの別を問わず、子どもの教育には親や学校の積極的な関わりが必要だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本の子どもたちは、どうして中国の子どもよりも「大人びている」の? =中国メディア