中国メディア・東方網は5日、「日本の農村は都会のような喧騒がないものの、インフラは都会に引けを取らないほど発達している」とする記事を掲載した。

 記事は、近年多くの中国人観光客が訪れている日本について、都市では非常に賑やかで繁盛している様子を見ることができ、美しい都市の景観とともに、各地を代表する食べ物が多くの人を魅了すると紹介した。

 そして、「日本経済の発展ぶりが都市の様子からうかがえるが、では日本の農村は一体どうなのか」としたうえで、日本観光のガイドの多くが「中国との違いは大きい」と語るとともに、実際に日本の農村を訪れた中国人観光客も「中国とは大きな差がある」ことに気づくと説明。都会の喧騒や華やかさは全く見らえず、ひっそりとした平凡な空気が流れているとする一方で「だからと言ってくれぐれも日本の農村を見くびってはいけない」と伝えた。

 記事は、日本の農村に点在する家屋の多くが日本の伝統的な特色を残しているほか、まるでお金持ちの別荘のように広い設えになっていると紹介。また、農村の多くのインフラが大都市とそん色ないほどに整備されているほか、道も都会同様清潔が保たれているとした。

 さらに、日本では多くの農家が高収入であるとともに、社会福祉制度が充実していることもあり、農村での生活に心配は無用であるとしたほか、農業についても田植えをはじめとする農作業の機械化が進んでいると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

これが日本の農村・・・ひっそりとしているが、インフラは都会並で別荘のような家が並ぶ=中国メディア