レンジャーズは5日、1stチームの選手や監督、コーチ、そして、エグゼクティブディレクターの給与返納志願を公表した。

世界的流行の新型コロナウイルス。終息が見通せない情勢を受けて、フットボール界も再開の目処が立たず、経済的打撃が大きくなり、資金難に直面するクラブも出始めている。

スティーブン・ジェラード監督ら当事者たちは、クラブから従業員全員に給与全額が支払われるように、それぞれが3カ月分の給与返納に全面合意。その旨がクラブに伝えられた。

ジェラード監督はクラブの公式ツイッター(@RangersFC)を通じて動画を投稿。次のように語っている。

「立場がどうであれ、クラブの全関係者に対する敬意は大事だ」

「そうすることで、我々は本当に良い一体感も示せたと思っている。私自身もクラブ全員の努力とサポートが非常に誇らしい。(自主的な給与返納に)満場一致だった」

「この困難な時期に誰も経済的な部分で苦しんでいないのが重要なこと。全員がそういう気配りに意識的だった事実はいち監督の立場からしても、本当に誇らしいもの」

サムネイル画像