イギリスFootball Insider』がウォルバーハンプトンに所属するスペイン代表FWアダマ・トラオレ(24)のクラブ希望売値を報じた。

バルセロナの下部組織出身のトラオレは2013年にトップチームデビュー後、アストン・ビラやミドルズブラを渡り歩き、2018年夏からウォルバーハンプトンでプレー。爆発的なスピードとドリブルテクニックだけでなく、フィジカル面でも図抜けたサイドアタッカーとして、より進化を遂げている。

そんなトラオレに対して、セネガル代表FWサディオ・マネエジプト代表FWモハメド・サラーの流出を危惧するリバプールからの関心説もにわかに浮上するなか、2023年まで契約を残すウォルバーハンプトンが移籍金7000万ポンド(約93億4000万円)以下のオファーに応じない方針を固めたという。

今年になり、一時的に9000万ポンド(約120億円)まで価値が上昇した時期もあったというが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、7000万ポンドまで下落した様子。その額は2018年夏にミドルズブラから獲得する際に支払った1800万ポンド(約24億円)の移籍金額と比べると、約4倍となる。

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