子供を持つ父親として、清武が主張「状況が落ち着いてからの学校への登校を…」

 セレッソ大阪の元日本代表MF清武弘嗣は7日に自身の公式ツイッターを更新し、故郷・大分県の一部の学校が8日から再開することを受けて、子供を持つ父親として「#大分県の小中高等学校の休校延長を」と訴えている。

 世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、日本でも3月下旬に入って感染者が急増している。感染爆発が懸念される状況のなか、4月から各地で学校が再開される方針となっていた。

 大分県では6日、臨時休校している県立中学・高校を8日から再開することを決定。多くの地域の小中学校で同日、入学式や始業式が開かれた。県民に対する7日までの不要不急外出自粛要請も解除される見込みとなっている。

 地域によっては休校延長や再休校も決断されているが、一律での方針とはなっていない。そのなかで、大分県出身で、地元クラブの大分トリニータで育った清武は自身のツイッターで「#大分県の小中高等学校の休校延長を」と切り出すと、複雑な胸中を記している。

大分県出身の僕個人の意見…大分県での学校再開の話が僕の耳にも入ってきています。僕自身がこんな事を言っていいのかわからないけど、、、子供を持つ親としてこの判断が正しいものかわかりません。今世界をめぐってもニュースをみればコロナの話。そんな中、大分県だけが大丈夫だという保証はないと思います。今急ぐ事でないのであれば、状況が落ち着いてからの学校への登校を考えるべきかと思います」

 今季から大分に移籍し、2015年に生まれた長男を持つFW渡大生は「他人事ではないです」と清武のツイートを引用する形で反応。コメント欄には「行かせるか悩んでます…」「全国一斉にしないと」「子供達が危ないですよね…」「行動力に感銘を受けました」と賛同する声が多く上がっている。(Football ZONE web編集部)

セレッソ大阪MF清武弘嗣がSNSで学校再開について言及【写真:NAGANO Noriko】