2020年4月6日天皇陛下が私的なお手元金から1億円を2つの団体に寄付されることを、宮内庁が発表しました。

5千万円ずつの寄付を受けるのは、政府が創設した『子供の未来応援基金』と、NPO法人『全国災害ボランティア支援団体ネットワーク』。どちらも社会福祉事業の団体です。

宮内庁の発表によると、天皇陛下と皇后陛下は子供の貧困問題とボランティアによる被災者支援に、国民の理解が深まることを願われているそうです。

憲法では皇室が寄付をする場合、国会の議決が必要とされています。

今回、即位をされた天皇陛下が1億円の寄付を行うための議決案が、同年3月13日に閣議決定されたのです。

ちなみに、明仁上皇陛下が天皇陛下に即位された際も、児童福祉や障がい者支援に計1億円の寄付が行われています。

この件が報じられると、ネットからは「天皇陛下が寄付をされるなんて知らなかった!」「ありがとうございます」といった声が上がりました。

天皇陛下が寄付された1億円は、困っている人たちを助けるために使われることでしょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
産経ニュース