MMD研究所は、コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」と「ライブ配信サービスに関する調査」について共同調査した。調査によれば、ライブ配信サービスを7割超が知っているという。

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 ライブ配信サービスに関する調査は、スマートフォンを所有する15歳~59歳の男女9430人を対象に、3月16~20日の期間に実施。対象者に、知っている(聞いたことがある)ライブ配信サービスを複数回答で尋ねたところ、「ニコニコ生放送」(56.1%)が最も多く、「YouTube LIVE」(45.9%)、「ツイキャス」(35.7%)、「Instagramのライブ配信」(32.3%)、「LINE LIVE」(30.0%)がそれに続いた。

 ライブ配信サービスを「主要ライブ配信サービス」「SNS系ライブ配信サービス」「その他ライブ配信サービス」の3カテゴリに分けて性年代別で見ると、「主要ライブ配信サービス」で最も認知度が高かったのはどの年代でも「17Live」だったのに対して、女性10代で「MixChannel」の認知度が最も高く、20~50代で「17Live」の認知度が最も高い。

 SNS系ライブ配信サービスでは、男性の全年代と女性の30~50代でYouTube LIVE、女性の10~20代でInstagramのライブ配信の認知度が高い。その他ライブ配信サービスでは、どの年代でもニコニコ生放送の認知度が高かった。

 ライブ配信サービスを知っていると回答した人に、利用状況を尋ねたところ、「現在利用している」という回答が最も多かったのはYouTube LIVE(18.4%)、Instagramのライブ配信(10.0%)、ニコニコ生放送(7.5%)が続く。

 ライブ配信サービスを利用している人に、最も利用しているライブ配信サービスを尋ねた質問では、YouTube LIVE(40.4%)が最多で、Instagramのライブ配信(19.2%)、ニコニコ生放送(10.7%)の順となっている。

 ライブ配信サービスを、主要ライブ配信サービス、SNS系ライブ配信サービス、その他ライブ配信サービスの3カテゴリに分けて性年代別で見ると、主要ライブ配信サービスで男性が最も利用しているのは10~40代が「SHOWROOM」、50代は「17Live」が最多だったのに対して、女性はどの年代も「SUGAR」が最多だった。

 現在、利用しているライブ配信サービスで、フォローしているおすすめ配信者をフリー回答形式で訪ねた質問では、俳優の佐藤健さん、YouTuberのヒカキンさん、ライバーのコレコレさん、アイドルグループの嵐の順となっている。

ライブ配信サービスの認知度は75.5%、知っているサービスはニコ生、利用はYouTubeが1位