中小企業がモノづくりの力でコロナ感染と戦っている現場へ資材を無料寄付する事によりコロナと戦います。
2020年4月9日
中小企業がモノづくりの力でコロナと戦う
フェイスガードを無償寄付
 
 平電機株式会社(本社:静岡県駿東郡 代表取締役 平正和)とKaB DESIGN INC.(本社:東京都足立区 代表 齋藤善子)と株式会社オーエム(本社:東京都足立区 代表取締役 大村初男)はフェイスガードを200個製造し助川クリニック(東京都新宿区)とその他の病院へ4月24日から無償寄付します。

製品の特長

  1. 海外のWeb上で無料公開されているフェイスガードの図面を元に製造したので、弊社以外のモノづくり企業でも同じ物が製造可能
  2. 世界中でデザイン検討済みなので、現場の意見を元に既に改良されたデザイン
  3. 部材点数が少なく作りやすい
  4. 同一素材で製造しているので廃棄の分別が楽
  5. アルコール消毒してリユースできるため、1回で使い捨てするタイプに比べ医療現場の「資材不足」を解消


 今年の3月に医学部を卒業し博士(医学)となりました。コロナ感染者を直接助ける事はできませんが、モノづくり企業の社長として間接的に人命を救いたいと思い仲間の企業とともに無償提供させていただく事にしました。

 コロナ感染拡大の影響で景気の悪化が懸念されています。弊社の本業は車載用電子部品なのですが、既に大手自動車メーカーの減産、休業が決まっており、このコロナ感染が長引けば長引くほど我々モノづくり企業も倒産の危機に立たされます。つまりコロナと戦う事は我々中小企業として他人事ではないのです。
 
コロナ感染を火事で例えると医療従事者は消防士です。火事の拡大で消防士が疲弊しています。我々は今まで「対岸の火事」と思い傍観者でした。しかし、実は足元に火がついている事に気づいたのです。我々モノづくり企業はバケツ(物を作る力)があります。バケツに水を入れて消火活動しても弊社1社では焼け石に水かもしれません。もし、弊社に同調していただけるモノづくり企業が日本全国で現れたら、そして一般の人もそれに参加できたらバケツリレーとなってコロナ感染拡大と言う火事を止める事が出来るかもしれません。

今後はクラウドファンディング等を活用し一般の人もコロナと戦える仕組みを作ります。この報道により医療関係者だけがコロナと戦うのではなく、私たちの生活を守るために我々皆で戦っていかなければならない事を気付いてほしいです。もともと日本は高い技術をもった中小企業が沢山います。その技術を生かし医療現場で必要な物を作り無償提供する輪が全国に広まりコロナ感染者を救う流れができると嬉しいです。


【会社概要】
平電機株式会社 本社:静岡県駿東郡長泉町南一色632-8 代表取締役 平 正和

カリフォルニア大学サンタクルーズ校卒業後、平電機入社。2010年創業者を癌で亡くし2代目社長へ就任。癌で父親を亡くした事が非常に悔しく、癌を含めた全ての病気に復讐する思いから医療機器分野へ進出。本業の電子部品の下請けからの急展開に従業員の9割が辞めていき倒産の危機へ。しかし諦めずに社内を改革。復活を果たす。

医療機器分野へ進出する中小企業が多い中、医学を知らないモノづくり企業が本当に役に立つ医療機器ができるかを疑問に思う。そこで常識を覆す41歳の社長自ら医学部へ入学。手術現場に出入りする事によりモノづくり企業の力で医療現場のお役に立てる事を確信する。
2020年3月、東京女子医科大学大学院 卒業。博士(医学)となり病人を救うモノづくりを行っている。

配信元企業:平電機株式会社

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