トッテナムFWソン・フンミンの兵役とその後に言及 「新ユニフォームを着るだろう」

 韓国代表が2月に新ユニフォームを発表し、斬新なデザインが注目を集めた。そんななか、英紙「デイリー・ミラー」は同国のエースFWを引き合いに出し、「ソン・フンミンが軍服を脱ぎ…」と注目を寄せている。

 大韓サッカー協会(KFA)は2月にエンブレムのデザインを変更。過去19年間使っていた虎のエンブレムに手を加えて批判の声が上がっていた。その一方、韓国を象徴する赤をベースにしたホームユニフォームと白虎の模様をベースにしたアウェーユニフォームも発表して話題を呼んでいた。

ナイキソン・フンミンらスターの韓国代表新作コレクションを発表」と報じたのが英紙「デイリー・ミラー」だ。韓国代表のエースFWは、2月16日のアストン・ビラ戦で右腕を骨折し、母国で手術。その後イングランドリハビリを続けていたが、新型コロナウイルス騒動を受けて再び母国に舞い戻っていた。

 韓国では約2年間の兵役期間が義務づけられているなか、ソン・フンミンは2018年アジア大会U-23韓国代表のオーバーエイジ枠で出場し、優勝に貢献。その恩恵を受ける形で兵役期間が約4週間に短縮されており、5月に終える予定となっている。

 記事では「ソン・フンミンは兵役問題を心配しているかもしれないが、少なくとも彼が楽しみにしていることがある」と言及。韓国代表の新ユニフォームを写真付きで紹介しつつ、「ソン・フンミンは軍服を脱ぎ、新しいユニフォームを着るだろう」と関心を寄せている。

 4月20日から軍事訓練に参加予定のソン・フンミンだが、英メディアは賛否両論の新ユニフォームに袖を通す姿を思い浮かべていた。(Football ZONE web編集部)

旧ユニフォームを着用する韓国代表Wソン・フンミン【写真:Getty Images】