俳優の佐藤二朗が主演を務める今夜4月10日スタートのドラマ『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)に、プロレス界から大仁田厚、アジャ・コング真壁刀義のパワー系最強キャストが参戦することが発表された。

【写真】原作そっくり!?『浦安鉄筋家族』にパワー系キャスト集結

 「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で25年以上にわたり連載を続けている浜岡賢次による人気ギャグ漫画シリーズ『浦安鉄筋家族』初のドラマ化となる本作は、千葉県浦安市に住むパワフルな一家・大沢木家が巻き起こす、どんなささいな出来事もドンチャン騒ぎになってしまう家族のエクストリーム・ホームコメディー。佐藤演じる大鉄をはじめ、個性豊かな大沢木家メンバーや近所に住む仲間たちが、“常に全力”で愛らしい浦安の日常を繰り広げる。ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日)シリーズの瑠東東一郎がチーフ監督、劇団・ヨーロッパ企画上田誠が脚本を担当する。

 ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチでの命を懸けたアグレッシブファイトで日本中を湧かせた「炎の稲妻」大仁田厚が演じるのは、破天荒な大沢木家のやりすぎ行動の歯止め役(?)となる熱血警察官・大谷暑司。大仁田は「原作読んだら『なんじゃこら~!(笑)』。出演オファーもらって『よし、ファイヤーでいくぞ!』と気合が入りました。兎にも角にも『ファイヤー!』です!」とした上、「おい! おい! おい! 俺の出番は短い! 絶対に! 絶対に! 絶対に! 見逃すなよ! ファイヤー!」と付け加えている。

 30年以上リングに立ち続ける今なお現役女子プロレスラーのアジャ・コングは、彼女に捕まると車ごとパイルドライバーをくらい、病院送りまっしぐらの日本一凶暴な女性警察官・江戸紫桃代(通称・ボボヨ)役。「昔、漫画を読んでて、無茶苦茶だけど楽しくて、でも本気でこの人達が周りにいたら迷惑だろうな(笑)とか思いつつも大好きな作品でした。ボボヨを演じられるのは、世界中どこを探しても自分以外にいるわけない! 他の役者さんには大変申し訳ないですが、これだけは誰にも譲れない(笑)と思いました」と力説する。

 リングでは激しい突進ファイトを見せる「暴走キングコング」。近年ではバラエティー番組などで「スイーツ真壁」としても知られる真壁刀義は、本人役で登場。「俺が新日本プロレスの寮にいた若手の頃、コミックを買って選手たちで回し読みしていたから、まさか自分がその超絶面白い漫画の実写ドラマに出演できるとは思ってもいなかった! だから、俺が出演するからには豪快さと抜けた感じを表現しようと心に誓っていた!」と語る。

 ドラマ24『浦安鉄筋家族』はテレビ東京系にて今夜4月10日より毎週金曜24時12分放送。

ドラマ24『浦安鉄筋家族』パワー系追加キャストビジュアル(左から)真壁刀義、大仁田厚、アジャ・コング (C)「浦安鉄筋家族」製作委員会