ドルトムントに所属するドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(27)が移籍の可能性を認めた。イギリスメトロ』が報じている。

ドルトムントとの現行契約が今季いっぱいのゲッツェ。延長交渉も行われたが、ゲッツェ側がクラブの大幅な減俸要求に難色を示したため、2016年夏のバイエルン移籍以来となる“2度目の別れ”という見方が強まっている。

国外移籍希望だけでなく、ローマら欧州複数クラブが新天地候補に挙がるなか、ゲッツェが代理人を変更したようだ。その新たなエージェントは『インターナショナル・サッカーマネージメント』のレザ・ファゼリ氏だ。

ドイツ代表MFエムレ・ジャンルシアン・ファブレ監督らと同じ代理人を雇用したゲッツェは「まずは自分や自分の愛する人々が現在の状況をうまく乗り越えていくのが願いだ」としつつ、将来についてこう話したという。

「熟考した結果、新たなキャリアを歩むことを決めた。このステップを踏むために意識的に時間を費やしたよ。僕にとって、スポーツ面の将来に重要な決定だ。新たな代理人や代理店との仕事を楽しみにしている」

しかし、「スポーツ面の将来は日常が戻って、初めて明らかになる。それまではできるだけ健康を保ち、社会に貢献していきたい」とも述べ、新型コロナウイルスの流行が沈静化してから新たなプレー先を決める意向も示した。

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