元デンマーク代表FWニクラス・ベントナーが自身の夢を語った。イギリス紙『デイリー・メール』が10日に伝えている。

 アーセナル時代から将来を嘱望されながら、相次ぐ問題行動などで当初期待されたキャリアを歩むことは出来なかったベントナー。悪童とのイメージが固定されているが、本人は引退後に指導者になりたいと考えているようで「僕は本当に指導者の道に進みたいから、それに必要なものを持っている。40歳か45歳になる前に、最初のクラブを率いたいと考えているよ」と語っている。

 コペンハーゲン時代にベントナーを指導したストーレ・ソルバッケン氏は「正直、ニクラスが指導者になることを考えたことがないと言わざるをえない」としながらも「しかし、彼には優れたサッカーの才能があることは間違いない。彼はさまざまな国のクラブでの経験があるしね」とコメントしている。

 32歳のベントナーはコペンハーゲンを昨年12月に退団して以降、無所属となっている。8年、もしくは13年後に監督としてチームを率いる姿を見ることは出来るのだろうか。

ニクラス・ベントナーが夢を語る [写真]=Getty Images