4月11日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に、TKO・木本武宏が登場。ことし3月、相方・木下隆行が松竹芸能を退社し、フリーで活動を開始。それでもTKO解散に至らなかった理由を赤裸々に告白した。

【写真を見る】木本は木下が松竹に戻った時のためにTKOを残していると明言

木本によると、木下退所のきっかけは記事になっているものとは違い「実は向上委員会がきっかけだった」と明言。2018年に放送された「27時間テレビ」内の“向上委員会”コーナーにおいて、かしわ餅に仮装した木下がひとことも発しなかったことを、ザブングル・加藤歩が「お前、おもろないな!」と鋭く指摘。木下が苦し紛れに「なんも浮かばへん!」と返したこの一連の騒動を、番組は“かしわ餅事件”と命名。

木本いわく、松竹芸能の後輩たちも木下のこの返しの弱さにドン引きだったそうで、年末に行われたお酒を飲みながら行うお笑いライブで、後輩であるオジンオズボーン・篠宮暁が先輩へのダメ出しタイムでこれをいじったところ、楽屋で木下が激高。篠宮の足元を狙って投げたペットボトルが思い切り顔面に当たってしまったそう。

実は木下は普段からいじられることを嫌っており、千原ジュニアに憧れていたとのこと。木本は、どう考えてもペットボトルを投げた木下が悪いので「事務所も僕も篠宮に謝るように言ったんですけど…」とコメント。その後、事務所所属芸人が集う新年会TKOのあいさつの番でよゐこがあえて「ペットボトル!」とガヤを飛ばし、謝るきっかけを作ろうとしたり、事務所も営業であえてTKOとオジンオズボーンを一緒に出す機会を作ったが、木下は謝罪しなかったという。

結局周囲の忠告も虚しく、プライドが高い木下はとうとう最後まで篠宮に謝ることができず、事務所内での人間関係はどんどん悪くなっていったという。“かしわ餅事件”の代償は想像以上に大きかったが、すでに木下と篠宮は和解しているそう。木下はフリーで禊を済ませた後、松竹芸能に戻ることができればと考えているらしく、木本はそのためにも、TKOの名前を守り継続していくという。

そして話題の矛先は、同じ相方の悩みを持つ蛍原徹へ。蛍原は宮迫博之のYouTubeは一切見ていないとのことで、陣内智則が「もしも宮迫さんにYouTubeに出てくれと言われたらどうするんですか?」と尋ねると、「今? 出るワケないやんか!」とバッサリ。明石家さんまが「ほんまは宮迫のYouTubeに木下が出たらいい」と攻めたアドバイスをおくると、FUJIWARA・藤本敏史も「心配だけど見たいなぁ」とこれに同調した。

視聴者からは「TKO木下ってどこか人間臭い。うまく立ち回れてなくて同情する」などフォローの声も。ネット上は、雨上がり決死隊TKOの今後の方向性について盛り上がりを見せていた。

次回は4月18日放送。(ザテレビジョン

TKO木本武宏が木下退社の真相を明かした