二人目出産でバタバタの毎日。上の子と過ごす時間も変わってしまうもの
二人目が生まれると今まで以上に1日があっという間に過ぎていきますよね。幼い赤ちゃんはオムツを替えたりミルクをあげたりとお世話に時間がかかり、今までのように上の子と過ごす時間がなくなってしまうのは仕方のないこと。そうと分かっていても上の子への対応の変化に自己嫌悪に陥ったりもします。下の子が生まれて生活が変わっても、上の子への愛情は変わりません。そんな時は意識的にスキンシップをとるだけでしっかりと愛情は伝わるのです。


上の子の赤ちゃん返りに自己嫌悪。愛情を伝えるために試行錯誤するもの
下の子が泣けば上の子が抱っこをせがんだり、授乳中に「こっちで遊ぼう」とお母さんにかまってもらおうとします。いわゆる“赤ちゃん返り”と呼ばれる行動です。赤ちゃん返りをするのはお母さんが悪いわけではないのですが、どうしても自分を責めてしまいがち。「もっと遊ぶ時間を作ってあげよう」「今日は子どもの好きなおかずを作ろう」なんて頑張ったりします。それも愛情表現の1つ。ですが子どもが求めているものはもっと単純なことなのです。


7秒間ギュっと抱きしめるだけで、子どもが求めているものを与えられる
子どもが求めているのはお母さんの愛情です。それを伝える簡単な方法はスキンシップを取ること。幼稚園に行く時や寝る前にギュッと抱きしめてあげましょう。7秒間抱きしめるとオキシトシンという愛情ホルモンが分泌されて、お母さんも子どもも幸せを感じることができます。バタバタと過ごす毎日の中でギュっと抱きしめてあげる時間を作るだけでイライラした心が落ち着き、子どもへの愛情を再確認することができます。


スキンシップは相乗効果。バタバタで疲れたお母さんの心も癒してくれます
子どもと過ごす時間=愛情の深さではありません。子どもと向き合う時間が少なくても、スキンシップを意識的にとることで愛情はしっかりと伝わります。「大好きよ」と言葉をそえてあげるとさらに効果的。二人の子育ては想像以上に大変なことも多くあります。そんな時こそ子どもをギュっと抱きしめることでお母さんのイライラした心も和ませ、あわただしく過ぎていく毎日にも幸せを感じることができるようになるはずです。


今日の1日1成長
上の子の赤ちゃん返りにはギュっと抱きしめ「大好き」と伝えよう子どもの自己開示力も1成長、お母さんの愛情力も1成長。吉田あき(文)むらたますみ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
(mamagirl
掲載:M-ON! Press