ヤマハ株式会社は、無線LANアクセスポイントの新製品として、独自のクラウド型ネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」に対応した『WLX212』を2020年7月に発売します。

無線LANアクセスポイント『WLX212』


<概要>
『WLX212』は、オフィスや店舗、学校、ホテルなどに向けて、管理機能やセキュリティを強化した無線LANアクセスポイントです。本体内蔵コントローラーによるオンプレミス(自社運用型)管理に加え、独自のクラウド型ネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(以下、YNO)」に無線LANアクセスポイントとして初対応し、複数拠点の無線LANの一括管理を実現しました。また、上位モデルで好評を得ている「無線LAN見える化ツール」も新たに搭載し、検出した周辺アクセスポイントの無線状態をグラフィカルに確認することで、迅速にトラブルを発見し解決することができます。

品名/品番/色/本体価格(税抜)/発売時期
無線LANアクセスポイント/WLX212/(W)ホワイト、(B)ブラック/39,800円/2020年7月

◎販売計画:WLX212:40,000台/年


<関連オプション>
品名/品番/本体価格(税抜)/発売時期
電源アダプター/YPS-12HT/5,000円/発売中
PoEインジェクター/YPS-PoE-AT/15,800円/発売中
RJ-45コンソールケーブル/YRC-RJ45C/4,800円/発売中



<主な特長>
1.クラウドとオンプレミスの両方でシンプルな無線LAN管理を実現

『WLX212』は、クラウド型管理サービス「YNO」に対応し、ネットワーク上にある各『WLX212』の設定や監視、ファームウェアアップグレード、接続端末の監視など、遠隔からの一括管理を実現しています。1年間無料で使える「YNO」のライセンスが付属しているので、誰もが「YNO」を利用可能です*。また、クラウド管理やオンプレミス管理に関わらず、LANに接続して電源をいれるだけで設定が完了する「ゼロコンフィグ」にも対応しているので、本機のネットワークへの追加や交換が簡単に行えます。

※YNOライセンスを購入すると、2年目以降も「YNO」を継続して利用できます。また、初年度より複数年度のライセンス購入も可能です。「YNO」で管理する無線LANアクセスポイントは、1台につき1ライセンスが必要です。
(料金表へのリンク):https://network.yamaha.com/products/software_service/ysl-yno/price#tab
YNOによる無線LAN管理のイメージ

2.最新規格によるセキュリティ強化
最新のWi-Fiセキュリティ規格である「WPA3」を搭載し、企業向けに高い強度を備えた192ビット暗号が利用可能です。また、利便性を損なわずにセキュリティを強化する「Enhanced Open」を搭載し、カフェやレストランなどの公衆無線LAN利用時に、パスワード認証なしで通信の暗号化を実現します。さらに「AP間プライバシーセパレーター機能」により、異なる無線LANアクセスポイントに接続した端末間の通信を遮断することで、情報漏洩不正アクセスのリスクを減らすことができます。

3.さまざまな設置環境に対応
従来モデル「WLX202」に対し、設置面積を約30%削減しました。また、壁や天井設置だけでなくスタンド(同梱)による卓上設置にも対応し、内蔵アンテナの指向性あり/なしを選択することで、電波を飛ばす方向を切り替え可能です。さらに、白と黒の2種類の本体カラーを用意し、さまざまな環境で設置することができます。
壁設置のイメージ
卓上設置のイメージ

4.利用シーン
複数ある学校に設置された『WLX212』と接続された無線端末を遠隔地から一括で管理できます。さらに、ヤマハルーターと組み合わせると、「LANマップ機能」を利用してスイッチやアクセスポイント、端末まで含めたLAN環境を統合管理することも可能です。緊急時には災害時モードに切り替えて「00000JAPAN」などで無線接続を一般開放することもできます。
学校における利用イメージ



無線LANアクセスポイント製品ページ
https://network.yamaha.com/products/wireless_lan
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/


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