累計発行部数555万部の大人気ライトノベルを原案とした実写映画『僕は友達が少ない』が、瀬戸康史北乃きいを迎え2014新春に全国公開されることが決定した。

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 本作は、平坂読が原作を手掛ける『僕は友達が少ない』(MF文庫Jメディアファクトリー刊)を原案に、強烈なキャラクター達が繰り広げる“友達作り”の部活動を描いた、不器用だけど 真っ直ぐな青春エンターテインメント。原作は、シリーズ既刊8巻、さらにコミック化、TVアニメ化を始め、ゲーム、モバイル、関連商品といった様々なメディアミックス展開をしており、今回の映画化は原作を原案にした完全オリジナルストーリーとなる。

 オリジナルとなる本作の脚本を自ら手掛け、作品に命を吹き込むのは新進気鋭の監督・及川拓郎(『監禁探偵』)。“友達がいない”主人公・羽瀬川小鷹役は瀬戸康史、小鷹を振り回す中心人物・三日月夜空役に北乃きいが扮する。その他の共演者は、大谷澪、高月彩良、神定まお久保田紗友、山田萌々香、栗原類、渡辺大、石原良純らが顔を揃えている。

 人生初の金髪に髪を染め上げ気合十分の瀬戸は「まず、この堂々としていて切ないタイトルに運命的なものを感じました。なぜなら僕も、友達が少ないからです」と驚きのコメント。「そしていざ、ドキドキしながら台本を読んだら、ライトノベルの絶妙なファンタジー感に加え、登場人物達のキャラの濃さ。今作には、いろいろな問題を抱えた“はがない達”が出てきますが、それぞれ友達が少ない理由が違います。僕は小鷹を演じる上で、その理由を素直に丁寧に大胆に演じるよう心掛けました」と語る。

 清清しいほどの不機嫌なドSキャラを演じる北乃は「台本を読んで、凄いリアリティがあると感じました」と絶賛。「友達がほしいと思う反面、一人の自分が楽だと逃げがちになってしまうことも。それでも前向きに人と向き合うんだ、と学生の頃は気付けなかったことをこの作品では描いていると思います」と内容について触れる。また「素敵なスタッフ、キャストのみなさんと、できることはやった!と胸を張れる作品です」と明かした。

 『僕は友達が少ない』は2014年新春全国公開。

人気ライトノベル『僕は友達が少ない』が、瀬戸康史×北乃きいで映画化決定!(C)2014映画「僕は友達が少ない」製作委員会