昔々あるところに、夢と魔法の王国がありました。
【TDRトリビア】35年前のパスポートは約半額だった! ディズニーチケット価格の歴史と懐かしのチケット「ビッグ10」
その王国は今もなお繁栄を続け、人々に喜びと感動を与えています。
その国の名は、「東京ディズニーランド」。
雲のお城でワルツを踊るプリンセスにも、光の剣を持って魔王を倒す勇者にもなれたその国は、永遠に未完成のままです。
いまだ進化を続け、私たちを魅了して止まない、小さくて大きな世界。
パークが休園中の今、ほんの少しだけ振り返ってみませんか?
こんなものもあった!? 東京ディズニーランド今昔
今も昔も、東京ディズニーリゾートでは様々なショーやパレードが、訪れたゲストを感動させています。
今はもう、なくなってしまったステージがあるのをご存知でしょうか。
昔々東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」の前には、ショーを行うステージがあったのです。
この「スモールワールド・ステージ」は、開園当初から設置されており、ぜんっぜん覚えていませんが、色々なショーが開催されていました。
ちょっと調べてみると、1984年8月から1988年4月まで、「東京ディズニーランド・イズ・ユアランド」というショーが行われていたり、ミッキーマウス誕生65周年を記念した「ミッキーマウス・クラブ」というショーが公演されていたようです。
タイトルだけで見たいが過ぎませんか、これ。
今、シレッと再演してくれても良いんですけどね、ダメなんでしょうかね。
30年経ったらショーやパレードもう一周しても良さそうですよね、ねぇ?
未来につながる「スカイウェイ」
他にも、トゥモローランドとファンタジーランドを繋いでいたロープウェイ「スカイウェイ」があったのは有名な話ですよね。
私が最後に乗ったのはトゥーンタウン建設中で、なんとか上空からトゥーンタウンを見ることが出来ないか、目を凝らしていたのをよく覚えています。
ちなみに、確か曇りガラスになっていたため、全く見えませんでした。
みんなでつけた縦長チケットホルダー
パスポートも今とは違い、縦長のチケットになっていたため、チケットホルダーも縦長のものが販売されていました。
家族みんなで違うキャラクターのチケットホルダーを身につけていたのを、今でもよく覚えています。
変わる景色、変わらない魔法
変わる景色、変わらない魔法
初めて東京ディズニーランドに行った日のことを、覚えていますか?
幼い頃に家族と行った人、学生の頃に友達と行った人、大きくなってから大切な人と行った人など、人の数だけ初めて魔法にかかった瞬間があります。
私の場合は、アルバムを見返したら二歳の時に、初めて東京ディズニーランドを訪れていました。
物心ついた時から幾度となく通った、東京ディズニーランド。
幼い頃、大好きだったアトラクションがあります。
それは、2009年5月に惜しくもクローズしてしまった、ファンタジーランドにあった「ミッキーマウス・レビュー」です。
待合室のピンク色の壁を今でも覚えていますし、手すりの下から顔を覗かせて見た映画や、オーディオアニマトロニクスたちの演奏会は、幼かった私に強烈なイマジネーションを与えてくれました。
指揮者のミッキーや、そのほかのディズニーの仲間たちが楽器を演奏する姿に、心が躍ったのをよく覚えています。
今はもうなくなってしまったアトラクションですが、私の思い出の中では、今も賑やかで楽しい演奏会が続いています。
2020年になった現在、新しいアトラクションが出来たり、新エリアのオープンが間近に迫っていたり、進化を止めない東京ディズニーランド。
子どもだった私は大人になり、この目に映る景色は、幼かった頃とはまるで違います。
でも、それでもまだ、私の世界では動物たちは歌い踊り、妖精はイタズラに笑って、きらめく夢と魔法に溢れています。
だって、ディズニーランドが、大好きだから。
あなたにとって、「東京ディズニーランド」はどんな場所ですか?
私にとっては、家族や友達、そしてミッキーとの思い出がたくさん詰まった、満ちることのない宝箱です。
ウォルト・ディズニーは言いました。
「ディズニーランドは永遠に完成しない この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」と。
次から次に溢れて来る愛おしい思い出たちと、これから起こる未来にわくわくする胸の高鳴りを。
パークに行くことができない今、アルバムをめくって、想いを馳せてみませんか?
また、あの夢と魔法に溢れた王国を訪れた時に、とびっきりの笑顔で歩けるように。
コメント