昔々あるところに、夢と魔法の王国がありました。

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その王国は今もなお繁栄を続け、人々に喜びと感動を与えています。

その国の名は、「東京ディズニーランド」。

雲のお城でワルツを踊るプリンセスにも、光の剣を持って魔王を倒す勇者にもなれたその国は、永遠に未完成のままです。

いまだ進化を続け、私たちを魅了して止まない、小さくて大きな世界。

パークが休園中の今、ほんの少しだけ振り返ってみませんか?

こんなものもあった!? 東京ディズニーランド今昔

今も昔も、東京ディズニーリゾートでは様々なショーやパレードが、訪れたゲストを感動させています。

ファンタジーランドスモールワールド・ステージ」

今はもう、なくなってしまったステージがあるのをご存知でしょうか。

昔々東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」の前には、ショーを行うステージがあったのです。

この「スモールワールド・ステージ」は、開園当初から設置されており、ぜんっぜん覚えていませんが、色々なショーが開催されていました。

ちょっと調べてみると、1984年8月から1988年4月まで、「東京ディズニーランド・イズ・ユアランド」というショーが行われていたり、ミッキーマウス誕生65周年を記念した「ミッキーマウス・クラブ」というショーが公演されていたようです。

タイトルだけで見たいが過ぎませんか、これ。

今、シレッと再演してくれても良いんですけどね、ダメなんでしょうかね。

30年経ったらショーやパレードもう一周しても良さそうですよね、ねぇ?

未来につながる「スカイウェイ」

他にも、トゥモローランドファンタジーランドを繋いでいたロープウェイスカイウェイ」があったのは有名な話ですよね。

私が最後に乗ったのはトゥーンタウン建設中で、なんとか上空からトゥーンタウンを見ることが出来ないか、目を凝らしていたのをよく覚えています。

ちなみに、確か曇りガラスになっていたため、全く見えませんでした。

みんなでつけた縦長チケットホルダー

パスポートも今とは違い、縦長のチケットになっていたため、チケットホルダーも縦長のものが販売されていました。

家族みんなで違うキャラクターのチケットホルダーを身につけていたのを、今でもよく覚えています。

変わる景色、変わらない魔法

変わる景色、変わらない魔法

初めて東京ディズニーランドに行った日のことを、覚えていますか?

幼い頃に家族と行った人、学生の頃に友達と行った人、大きくなってから大切な人と行った人など、人の数だけ初めて魔法にかかった瞬間があります。

私の場合は、アルバムを見返したら二歳の時に、初めて東京ディズニーランドを訪れていました。

物心ついた時から幾度となく通った、東京ディズニーランド

幼い頃、大好きだったアトラクションがあります。

それは、2009年5月に惜しくもクローズしてしまった、ファンタジーランドにあった「ミッキーマウス・レビュー」です。

待合室のピンク色の壁を今でも覚えていますし、手すりの下から顔を覗かせて見た映画や、オーディオアニマトロニクスたちの演奏会は、幼かった私に強烈なイマジネーションを与えてくれました。

指揮者のミッキーや、そのほかのディズニーの仲間たちが楽器を演奏する姿に、心が躍ったのをよく覚えています。

今はもうなくなってしまったアトラクションですが、私の思い出の中では、今も賑やかで楽しい演奏会が続いています。

2020年になった現在、新しいアトラクションが出来たり、新エリアのオープンが間近に迫っていたり、進化を止めない東京ディズニーランド

子どもだった私は大人になり、この目に映る景色は、幼かった頃とはまるで違います。

でも、それでもまだ、私の世界では動物たちは歌い踊り、妖精はイタズラに笑って、きらめく夢と魔法に溢れています。

だって、ディズニーランドが、大好きだから。

あなたにとって、「東京ディズニーランド」はどんな場所ですか?

私にとっては、家族や友達、そしてミッキーとの思い出がたくさん詰まった、満ちることのない宝箱です。

ウォルト・ディズニーは言いました。

ディズニーランドは永遠に完成しない この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」と。

次から次に溢れて来る愛おしい思い出たちと、これから起こる未来にわくわくする胸の高鳴りを。

パークに行くことができない今、アルバムをめくって、想いを馳せてみませんか?

また、あの夢と魔法に溢れた王国を訪れた時に、とびっきりの笑顔で歩けるように。

©︎Disney