アルゼンチン1部のエストゥディアンテスに所属するMFハビエル・マスチェラーノが、バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて語った。14日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 バルセロナメッシと共に8年間プレーしたマスチェラーノは、その間5回のリーグ優勝や2回のチャンピオンズリーグ制覇を含む19ものタイトルを獲得。また両選手は、アルゼンチン代表でもチームメイトとしてプレーしていた。

 今回、地元アルゼンチンのラジオ番組に出演したマスチェラーノは、メッシについて以下のように語っている。

サッカーで違いを生むためには、適切な意思決定とそれを具現化する高い技術が必要だ。レオはその両方をうまくやってのけるんだよ。それも信じられないほどのスピードとテクニックでね」

「通常はゲームの流れの中で、選手たちがプレーしていると考える。しかしレオの場合は逆で、彼がプレーでゲームを支配してしまうんだ」

「そして彼は、自分のエネルギーを蓄える方法を熟知している。だから試合中に7〜8、または10のアクションを100%の力で発揮することができるんだ。それこそ、彼がゲームを支配できる理由だと思うね」

 かつての同僚も舌を巻くメッシだが、今後はどのような輝きを見せるのだろうか。

かつてバルセロナでチームメイトだったメッシ(左)とマスチェラーノ(右) [写真]=Getty Images