トッテナムに所属するブラジル人MFルーカス・モウラが、移籍が噂されるイングランド代表FWハリー・ケインに言及した。15日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在26歳のケインは2004年からトッテナムのユースに所属し、2011年にトップチーム昇格を果たした。4度のレンタル移籍を経てスタメンに定着し、公式戦通算278試合の出場で181得点30アシストを記録するなど、絶対的エースとして君臨している。

 しかし、ケインが先日、タイトルを獲得するためにはトッテナムを退団する可能性があることを明かしたことにより、今夏の移籍が噂されている。この噂に同僚のルーカス・モウラは「個人的な決断だから、その選手の将来や交渉について話すのは難しい」と語りつつ、ケインの代役を見つけるのは難しいことを強調した。

トッテナムは毎シーズン、ハリー・ケインへのオファーを受け取っていると思う。僕が決断すべきことは何もないが、もちろん来シーズンも彼とは一緒にプレーしたい。僕たちにとってとても重要な選手だし、彼のような選手を見つけることは簡単ではない」

「誰もが偉大な選手であることを知っている。彼は僕たちのストライカーでほぼ毎試合ゴールを決めてくれるからとても重要なんだ。(ジョゼモウリーニョも彼が残ることを期待していると思うよ」

トッテナムに所属するルーカス・モウラ [写真]=Getty Images